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これで見逃さない!糖尿病の初期症状

皆さんは糖尿病をご存知ですか?悪化すると様々な合併症を引き起こすといわれている糖尿病。ここでは、糖尿病についてと、その初期症状について紹介します。初期症状を知ることが、悪化を防ぐための最善策になるのです。

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病 糖尿病ってどんな病気?

生活習慣病の一つとして挙げられる糖尿病
果たして、糖尿病とはどのような病気なのでしょうか。

糖尿病は、その名の通り尿に糖がでる病気です。
高血糖(血液に糖がたくさんある)の状態であるため、腎臓が水分と一緒に糖を外に出してしまうのです。

糖尿病の問題は、血液にたくさんの糖が含まれている点にあります。

通常食事の際、小腸で糖質がブドウ糖に分解され、血糖が上がります。
この時、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖を適正な値にコントロールしてくれます。

インスリンの働きによってブドウ糖は体の中でエネルギーに変えられ筋肉や脳で使われ、余った分は肝臓や脂肪組織に蓄えておくことができるのです。

しかし、そのインスリンの量が減ってしまったり、働きが悪くなったりすると血糖のコントロールが十分に機能せず、高血糖状態つまり糖尿病になってしまいます。

初期の段階で改善しないままでいると、エネルギーを効率的に生かせない他、血液がドロドロになってしまうことで合併症などさまざな症状が体を襲います。

糖尿病には大きく分けて、1型糖尿病2型糖尿病があります。

1型糖尿病

1型糖尿病は、インスリンを分泌する膵臓を攻撃してしまう自己抗体ができてしまい、インスリンがほとんど分泌されなくなることが理由に発症します。

そのため一気に高血糖になり、症状は急激に出ます。

また、自己抗体による攻撃ではなく突発的に発症するものもあります。

小児期など比較的早い時期に発症する例がほとんどです。

まだまだ、謎の部分が多くわかっていないことが多くあります。

2型糖尿病

生活習慣病に代表されるもので、糖尿病の9割以上が2型糖尿病です。
症状の出方は緩やかですが、気付かないうちに進行してしまうという恐ろしさがあります。

遺伝的にインスリンの分泌量が少なかったり働きが悪いなどの原因もありますが、その人の育った環境によるもの、食習慣や運動習慣が引き金となって発症します。

中年期以降だけではなく、小学生などの若い世代でも発症する事例が多く見られるようになりました。

日本の食事環境の欧米化も一因になっています。

また、太っている人が糖尿病のイメージがありますが、痩せ型の人にも糖尿病は、見られるため油断してはいけません。

糖尿病をそのままにしておくとどうなるの?

高血糖な状態をそのままにしておくと、下記のような様々な合併症を引き起こします。

・脳梗塞
・心筋梗塞
・神経障害
・腎症
・足の壊疽
・網膜症

これらは、高血糖が続くことで血液がドロドロになることや組織に十分に栄養が行き届かないことで引き起こされます。

高血糖をそのままにしていてはいけないのです。

初期症状を知り、早めの受診と生活改善を!

初期症状を見逃さないことが、合併症を防ぐために必要です。

それでは、初期症状にはどのようなものがあるのでしょう。

①尿の量が多い・回数が多い

糖尿病 ①尿の量が多い回数が多い
出典:health-cares.org

血糖が高いと、腎臓が血糖を水分と一緒に外に排出しようと働きます。

糖尿病の場合、血糖が高い状態が続くため尿の量が多くなり、また昼夜を問わず回数が増えます。

「さっき行ったばかりなのに」「寝ていてもおしっこに行きたくなってなんだか眠れていないな」とう感じる場合は、要注意です。

②のどが渇いて水分を欲するようになった

糖尿病 ②のどが渇いて水分を欲するようになった

前述したように、尿の量が増えることで、体から水分が奪われていきます。

そのためにのどが渇いているのです。

特別暑いわけでもなく運動をたくさんしたわけでもないのに、「最近異常にのどが渇く」「気づけばまた、飲んでいる」などの症状が現れます。

③疲れやすい・体重が減ってきた

糖尿病 ③疲れやすい体重が減ってきた
出典:peoples-free.com

インスリンはブドウ糖をエネルギーに変えて、筋肉や脳の活動に役立てます。

糖尿病ではインスリンの働きが十分ではないため、体はエネルギー不足になっていまい、活動の際に疲れを感じやすくなります。

またエネルギーが不足すると、肝臓のグリコーゲンや脂肪組織の脂肪などが分解されエネルギーとして使われるため、体重も減少します。

④足がほてる・しぶれるような感じがする

糖尿病 ④足がほてるしぶれるような感じがする

高血糖の状態が続くと動脈硬化が進み、末端の神経に十分に栄養や酸素が供給されなくなります。

末端の神経が痛めつけられる状態になるのです。

神経が障害されると、足のほてりやしびれを感じるようになります。

足がほてるのに、触ってみても熱くないときは神経障害を疑いましょう。

さいごに

このように様々な症状がありますが、どれも見逃してはいけない体からのサインです。

知っているのと知らないのとでは大違いですので、普段から症状に気を付けるようにしましょう。

また、会社での検診でやや血糖が高いなど指摘を受けている方や、食事のバランスが悪かったり運動不足を認識している場合は、生活習慣の改善を図りましょう。

これまで述べてきたように糖尿病が進行し、合併症を引き起こしてからでは遅いのです。

初期症状がある場合は、悩まずすぐに専門機関を受診しましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
糖尿病 2型糖尿病 動脈硬化

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