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【写真・画像付き】赤ちゃんも痔になることがある?原因・対処法まとめ

赤ちゃんのおむつに血がついていたらびっくりしますよね?実は、赤ちゃんもになるんです。痔やその他の病気など、赤ちゃんのおむつに血がついていた時に考えられることをご説明します。

おむつに出血…考えられる原因

赤ちゃんの痔は便秘による切れ痔が原因のことが多い

痔核 赤ちゃんの痔は便秘による切れ痔が原因のことが多い

1.2ヶ月~4ヶ月の母乳育児ではオリゴ糖で便秘になりにくい

1.2ヶ月~4ヶ月の赤ちゃんは、母乳育児の場合便秘になることは少ないです。
これは、母乳に含まれるオリゴ糖で便秘になりにくいからです。

ミルク育児の場合は、母乳よりもやや便が固くなることがありますが、最近の粉ミルクにはオリゴ糖や母乳に含まれる成分が含まれているため、便秘にはなりにくくなっています。

1.2~4ヶ月の赤ちゃんは便秘によるにはなりにくいと考えられます。
もし、便が固かったり出にくかったりするときは、母乳やミルクの量が足りないかもしれません。

その他に、おむつに出血がついていた場合、この後ご紹介する他の原因を考慮する必要があります。

7ヶ月、8ヶ月ごろ離乳食始めたばかりでは離乳食が原因のことも

7ヶ月、8ヶ月ごろの赤ちゃんでは、離乳食を開始した子による影響が考えられます。
腸内細菌が離乳食を開始したことで変化することも原因の一つと考えられています。

対処法としては、まだ栄養は母乳やミルクが中心なのでしっかりあげること、赤ちゃん用のオリゴ糖の便秘薬を使ってみることなどがあります。

9ヶ月、10ヶ月、11ヶ月は離乳食と水分バランスをチェック

本格的に離乳食が開始した場合、離乳食の量と水分が不足することで便秘になっていることが考えられます。
特に注意が必要なのは、今まで母乳が中心だった食生活が、離乳食中心になることでの水分不足です。

湯冷ましや麦茶、フォローアップミルクなどを取り入れて、水分不足にならないようにしましょう。

自然治癒が多いが切れ痔が続くと見張りいぼになることも

痔核 自然治癒が多いが切れ痔が続くと見張りいぼになることも
出典:eonet.jp

赤ちゃんの切れ痔は、便秘が解消されれば自然に治ることが多いです。
でも、中にはなかなか治らず切れ痔の状態が続いてしまう赤ちゃんも…。

場合によっては、肛門周囲の皮膚が炎症を起こし、便が入るなどして悪化して見張りいぼと呼ばれる、いぼ状の突起物ができてしまうこともあります。

便秘がどうしても治らなかったり、切れ痔が続いていたりする場合は、病院を受診して早めに対処するようにしましょう。

女の子の新生児は痔の出血でないことも

女の子の新生児の場合は、おむつに着いた出血は痔ではない可能性があります。

生後3~5日ごろに性器から少量の出血があるのは、お母さんから移行した女性ホルモンの影響です。
この出血は新生児月経といわれ、自然に治まります。

血便の場合もあるので注意

赤ちゃんのおむつについている血液が、イチゴジャムのようだったり、トマトがつぶれたりするような場合は、腸重積症の可能性があります。

腸重積症は、腸の中に腸が重なって入り込んでしまう病気です。
すぐに受診すれば高圧浣腸で整復可能ですが、時間が経つと壊死してしまい、手術が必要になります。

その他に、赤ちゃんの機嫌が悪く泣き続ける、ぐったりしている、出血の量が多い、出血が続くなどがみられた場合は、すぐ受診するようにしましょう。

赤ちゃんが痔にならないための対策

食事内容と水分を見直して便秘予防

痔核 食事内容と水分を見直して便秘予防

離乳食を開始してから便秘になった場合には、食事内容や水分量を見直してみましょう。
離乳食初期のうちは、母乳やミルクがメインですので十分飲ませてあげましょう。

便秘が続く場合は、湯上りに白湯を上げたり、フォローアップミルクを飲ませたりするなど工夫します。
お腹を優しくマッサージしてあげるのもおすすめです。

赤ちゃんの便秘薬を使う方法も

マルツエキス

マルツエキス

1,263円

赤ちゃんの便秘薬です。
麦芽糖のゆるやかな発酵作用が腸の運動を活発にし、おだやかな排便を促します。
水飴状で淡い甘さの飲みやすい薬です。

サイトで購入

マルツエキスは、和光堂が販売している赤ちゃんの便秘薬です。
麦芽糖による発酵の自然な力で、お通じをよくします。

もともと水あめに使われている成分なので、味は甘く、ミルクなどに混ぜても飲ませやすいのが特徴です。
離乳食開始時の便秘に愛用しているママが多いそうです。

痔になってしまった時の治療法や対処法

市販薬ならオロナインや紫雲膏

ボラギノールは成人用の薬なので赤ちゃんに使うことはできません。
オロナインやクラシエの紫雲膏には、添付文書に小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用と書かれています。

薬剤師さんに相談して使用するようにしましょう。
しかし、赤ちゃんの場合は、切れ痔が続く場合には病院に行くほうが安心です。

クラシエ 紫雲膏

クラシエ 紫雲膏

702円

◆「紫雲膏」は、江戸末期の名医華岡青洲の創方で漢方の軟膏として「外科正宗」に収載されています。
◆ひび、あかぎれ、しもやけ、外傷、火傷(やけど)などに効果を発揮します。
特に、肉芽形成を促進しますので、患部の治癒を早め、皮膚をなめらかにします。
また低刺激性の軟膏として広く用いられています。
効能・効果
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷(やけど)、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎

サイトで購入

ワセリンやベビーオイルで保護

便秘で切れ痔が心配な場合には、お尻をきれいにした後にワセリンやベビーオイルで保護するのもおすすめです。
便が付いたままだと、逆に便が残ってしまい炎症の原因になります。
きれいにしてから使用しましょう。

【第3類医薬品】白色ワセリン 500g

【第3類医薬品】白色ワセリン 500g

728円

手足のヒビ・アカギレ、皮膚の荒れ、その他皮膚の保護に

サイトで購入

おしりふきを見直す

軟膏よりまず見直す必要があるのが、おしりふきの刺激です。
市販のおしりふきでごしごし拭くことが刺激となっていることがあります。

特に切れ痔の時には拭くことで痛みますので、スポイトなどで微温湯を吸って洗ってあげたり、ぬるま湯をたっぷり含ませた脱脂綿で洗うように優しく拭いてあげたりしましょう。

小児科や皮膚科でゲンタシンやステロイド軟膏などの塗り薬が処方されることも

痔核 小児科や皮膚科でゲンタシンやステロイド軟膏などの塗り薬が処方されることも

小児科を受診した時には、切れ痔に対して抗生剤のゲンタシン軟膏や腫れている場合に、炎症を抑えるリンデロン軟膏などのステロイドが処方されることがあります。

かんちょうや綿棒で便秘のケア

イチジク浣腸の使い方

赤ちゃんの便がなかなか出ない場合には、かんちょうや綿棒を使って便秘のケアが必要な場合があります。

イチジク浣腸の使い方をご紹介します。
・使用上の注意は必ず読む
・40度程度のお湯で浣腸を温めてから使う
・せっけんで手を洗う
・3ヶ月未満の赤ちゃんは医師に相談してから使う
・1歳未満の場合は、寝かせておむつ交換の態勢で使用

使用量は、10gの半分の5gを使用します。

【第2類医薬品】イチジク浣腸10 10g×4

【第2類医薬品】イチジク浣腸10 10g×4

479円

赤ちゃんにも使える便秘薬
イチジク浣腸は薬を飲むことができない赤ちゃんにも使用できる便秘の薬です。
臓器や筋力の未熟により、固くなってしまいがちなうんちを、直腸に刺激を与えることで、排便を促します。

サイトで購入

綿棒での刺激の仕方

新生児の便がなかなか出ないときには、綿棒で刺激すると良いことがあります。

綿棒で刺激する方法をご紹介します。
・綿棒の綿の部分に、オリーブ油かワセリンをつける
・赤ちゃんを寝かせ足を上げた状態で支え、綿棒の綿の部分を肛門に入れる

綿棒が深く入りすぎると危ないので、短めに持つようにしてください。
便が出ない原因には、うまく便が出せない他に、ミルクの量が足りない可能性もあります。

すぐ病院を受診したほうがいい症状

機嫌が悪くひどく泣く

痔核 機嫌が悪くひどく泣く

赤ちゃんは話すことができないので、不調を泣くことで表現します。
いつもと違って激しく泣くことは、赤ちゃんの体に問題が起こっているサインのことがあります。

その他に、お母さんがいつもと違うと感じた違和感も、大事なサインのこともあります。
何か変だと思ったときには、医療機関を受診するほうが安心です。

熱や膿などの症状

おむつに血がついていて、切れ痔かもしれないと思ったときは、すぐ受診したほうが良い場合もあります。
お尻から血と一緒に膿が出ているときは、切れ痔が感染を起こしたり、痔が悪化して肛門にトンネルができる痔ろうを起こしたりする場合があります。

また、熱がある場合も感染の恐れがあります。
このような時は、受診するようにしましょう。

脱肛が起こっている

痔核 脱肛が起こっている

赤ちゃんの場合も、痔がひどくなると直腸の粘膜が外に出てしまう脱肛・直腸脱が、起こることがあります。
脱肛を起こしている場合は、小児科を受診するようにしましょう。

手術が必要なことも

赤ちゃんの痔ろう、脱肛は肛門の筋肉が未熟なことで起こるので、塗り薬を使ったり清潔にしたりすることで、1歳くらいまでには治ることが多いそうです。
このため、赤ちゃんの場合は基本的には手術は行わずに経過観察していきます。

痔ろうで膿が出ている場合には、切開手術を行うこともあります。
切開をした後は、頻回におむつを替えて消毒を行っていきます。

赤ちゃんの痔は便秘の解消と清潔を!気になるときはすぐ受診

痔核 赤ちゃんの痔は便秘の解消と清潔を!気になるときはすぐ受診

赤ちゃんの切れ痔は、離乳食や水分を見直したり、浣腸をしたりするなど、便秘対策をしっかりしましょう。
出血の性状が違う、激しく泣く、膿が出ているなど、普段と違う症状がみられた場合には、早めに受診することも大切です。

最終更新日: 2017-04-16

タグ:
痔核 痔瘻(肛門周囲膿瘍)

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