
怖いのは高血圧じゃない!?
「血圧が高くて薬を飲んでいるよ」という方や「別に血圧高くても何ともないからなんもしてないよ」という方など、様々いると思います。 今回は、高血圧とはどういった症状で、その何が怖いのかを解説していきます。
高血圧ってどんな症状?
血圧において、上の血圧と下の血圧などと言われることがありますが、これは収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)のことを意味しています。
血圧計を用いて計測された数値を目安に医師が診断しています。
高血圧の基準値は?

高血圧は、正常者の血圧より高い血圧値を持続している場合をいいます。
高血圧を専門とする医師などからなる日本高血圧学会では、
収縮期血圧(上の血圧)で140mmHg、拡張期血圧(下の血圧)で90mmHg以上が高血圧と定義しています。
ただし、高血圧かどうかは自分で判断せず、必ず医師に診断してもらいましょう。引用元: www.sageru.jp
自覚症状があまりないのが怖いポイント
では、血圧が高いとどういった自覚症状があるのでしょうか?
基本的には、何も感じないことの方が多いのです。
感じることのある症状で言えば、頭痛や頭が重たい感じ、めまい、耳鳴り等があります。
高血圧が進行している場合には、動悸、呼吸困難、胸痛、むくみや足のしびれ等があり、ここまで自覚症状が出ている場合には、すぐにでも医師に診てもらったほうがよいです。
放置してしまうと、高血圧による合併症で、脳卒中や狭心症、心筋梗塞等といった病気の恐怖があります。
こういった疾患になると死のリスクが高まってしまいます。
何が原因で高血圧になるの?

以下のような問題のある生活習慣が高血圧の原因になります。
・食生活の乱れ
・運動不足
・ストレス
・塩分の摂りすぎ
・タバコ
・お酒
高血圧が他の疾患に繋がる可能性も!
高血圧になるような生活習慣の方は、高血圧だけでなく、コレステロールや尿酸値、血糖値が高いといった他の疾患も患っていることが多いです。
図を見てもらってもわかるように、生活習慣病と言われる疾患の数が増えれば心筋梗塞のリスクも増えてしまいます。

相談してみよう!
健康診断などで、血圧が高めなので気を付けましょうって言われたことある人は、何も自覚症状がないからといって放置せずに、街にある薬局などで血圧を測り、気になるようならまずは薬剤師に相談してみましょう。
生活習慣や食生活のアドバイスをしてくれる薬局も増えているので、ぜひ活用してみてください。
最終更新日: 2016-07-24
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