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矯正できる!?女性に多い足の悩みX脚O脚!原因や治し方まとめ

立った姿勢で両膝がつかないО脚、逆に膝がぶつかりくるぶしの間が開くX脚。どちらも骨盤や脚のゆがみにより現れ、女性に多くみられる症状です。骨や靭帯の病気が原因のこともありますし、日頃の姿勢や歩き方など習慣性の動作が原因で起こることもあります。放置すると思わぬ病気に進行してしまう事も。心配な方はまず自分でチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。

X脚、O脚とは?

X脚、O脚とは?

X脚とО脚は、共に脚の形態的異常を言います。
正常な脚は、膝が正面を向き、太もも、内くるぶしの内側が左右で接触します。
X脚の場合は、起立姿勢で両膝の内側が接触、膝下が八の字に開いています。
О脚の場合は、起立姿勢で両膝が接触せず、すき間が開いています。
日本人は靭帯の位置や筋肉の走行方向の特徴により、О脚になりやすいと言われています。
X脚は欧米人に多くみられます。

このX脚、О脚は見た目が悪いだけでなく、放置することで膝関節や腰、骨盤に負担が掛かります。
関節痛や、体のゆがみから冷え性やむくみなど、全身的な症状を引き起こす可能性があります。
ひょっとしてX脚、О脚かも?と気になる方にセルフチェックの方法をご紹介します。

自分でできる チェックのしかた

自分でできる チェックのしかた

X脚について

X脚は外反膝と言われ、左右の膝の内側を揃えても内くるぶしが接触しない状態です。
X脚では骨盤が開き、前傾しています。
この状態では股関節は内転(中央に寄る)し、膝関節は外旋(外にねじれる)します。
体を膝で支える形になり、膝下が八の字に広がりバランスをとっています。

O脚について

О脚は内反膝と言われ、膝が内側を向き、左右の内くるぶしを揃えても膝が接触しない状態です。
О脚では骨盤が開き後傾しています。
この状態では股関節が内旋(内側にねじれる)し、膝関節も内旋するため太もも、そして膝頭も内側にねじれています。
そして筋肉は外側に移動しバランスが崩れ、骨も外側に膨らみ、関節を歪ませてしまいます。

O脚とがに股との違い

О脚と混同しやすいものに「がに股」があります。
О脚と同様、膝がつかず、すき間が開いている状態のため同じように見えます。
相違点は、膝頭の向き、太もものねじれの方向です。

О脚の場合は、膝頭は内側に向き、太ももが内側にねじれるため骨盤が開き、お尻が大きく見えます。
がに股の場合は、膝頭は外側を向き、太ももが外側にねじれるため骨盤が閉じ、お尻が小さく見えます。
がに股は男性に多い傾向にあります。
がに股は、太ももの骨格である大腿骨や股関節が変形している場合があるため、治療が難しいと言われています。

膝の屈曲でみるチェック方法

では、膝を曲げることでの脚の状態チェックをしてみましょう。

①左右のかかとの間をこぶし1つ分開けて、つま先は15度程度開くように立ちます。
②背筋を伸ばして、正面を向いたまま膝を曲げてみましょう。

正常な脚の場合:膝は真っ直ぐ正面を向いています。
X脚の場合:膝を曲げていくと膝が内側に向かって入り込みます。
О脚の場合:膝を曲げていくと膝が外側に向かってずれていきます。

靴底の減り方でみるチェック方法

靴底の減り方でみるチェック方法
出典:www.freepik.com

X脚やО脚では、体の重心が内側や外側にずれているため、靴底の減り方を見ると脚の状態や体のゆがみ方などを判断することが出来ます。

X脚では、足裏の内側に重心が偏り、靴の内側が減ります。
О脚では、足裏の外側に重心が偏り、靴の外側が減ります。
がに股の場合も、靴は外側が減りやすくなります。

左右の靴底の減り方が違う場合は、骨盤の左右の高さのゆがみや背骨のゆがみが考えられます。

O脚、X脚の原因

X脚、О脚になる原因としては、どんなことが考えられるのでしょうか。

人間の脚は年齢に従い変化していきます。
0歳児はО脚、徐々に真っ直ぐになりますが、3歳を過ぎるとX脚が進行します。
その後、X脚は徐々に自然矯正され6歳頃にはほぼ正常になります。
(生理的な変形)

従って6歳を過ぎた状態でX脚やО脚が強い場合は、原因となる先天的疾患や骨の病気がある可能性があります。
(病的な変形)
また後天性の場合は、生活習慣や姿勢の悪さなどが挙げられます。

先天性の原因

先天性の原因
出典:www.pakutaso.com

生まれつきの骨格

生理的なX脚やО脚は、ほとんどが自然に正常範囲に改善されますが、6歳を過ぎてもX脚やО脚が著しい場合は、治療が必要だと言われています。

О脚の場合、ブロント病が疑われることもあります。
脛骨の膝付近の骨端線軟骨(成長線)の障害で、骨の内側が成長せず、徐々に骨が内側に曲がってО脚を引き起こします。
この様な生まれつきのものは非常にまれと言われ、後天的な原因の方が圧倒的に多いです。

遺伝性の疾患(骨軟化症、骨異形成など)

遺伝性の疾患により発症する場合もあります。
骨の成長障害を起こす「くる病(骨軟化症)」や骨異形成症などで、症状としてX脚やО脚などの骨変形、脊柱の弯曲などが見られます。
この場合で変形の強い場合は、自然改善はしないため、装具による矯正や外科的手術が適用となる場合もあります。

後天性の原因

後天性の原因

後天性によるものは、骨盤や股関節のゆがみが原因です。
ほとんどが生活習慣に起因するもので、歩き方や座る姿勢などのくせによるもの、運動不足による筋力低下でもゆがみやすくなります。

骨盤がゆがむことで左右の股関節がずれ、骨盤に接合している大腿骨もねじれたり向きが変わったりします。
そのため、バランスを取ろうと膝や足関節に負担が掛かり、徐々にX脚やО脚に変形していってしまうのです。

姿勢

姿勢
出典:www.freepik.com

骨盤のゆがみを起こす原因として、まず姿勢が挙げられます。
骨盤のゆがみを引き起こす姿勢として前かがみの背中が丸まった姿勢、いわゆる猫背があります。
デスクワークなど長時間同一姿勢で座っていることが多いとなりやすいですが、最近はスマートフォンを長時間操作することで、同様の姿勢になっている人を多く見かけます。

その上、長時間のパソコンやスマートフォン操作は前傾姿勢になり、結果「ストレートネック」(本来カーブしている首の骨が真っ直ぐになる)にもなりやすくなります。
背中が丸まり首はストレークネック、という状態になると、本来自然なカーブを呈している背骨のバランスが崩れ、重たい頭部や上半身を支えるため骨や筋肉、関節が無理な緊張を強いられます。
首や肩関節はもちろん、腰部を支える骨盤にも負担がかかります。
そのため、骨盤が徐々にゆがんでいきます。

立っている時の姿勢も重心が真ん中でなく、左右どちらかに偏ると骨盤に負担がかかってきます。

座り方

座り方
出典:gahag.net

現代社会は職場でのデスクワークを始め、車での移動、パソコンでの作業など座っている時間がとても長くなっています。
その際、ついつい脚を組んで座ってはいませんか?

脚を組む動作は、無意識に姿勢を安定させようとしているためです。
日常生活では左右どちらかに重心が傾いていることが多いです。
右手で作業している場合は右に重心が傾くことが多く、その際、左の骨盤が上がった状態になります。
そこで左脚を組むと不安定さが改善され安定を得られます。

しかし、脚を組むことでの安定は体に負担が掛かり、体の非対称性を強め、さらに体のゆがみを引き起こしてしまいます。
上半身がねじられ骨盤がゆがみ、骨盤の傾きに従い股関節にも無理がかかり、脚の変形につながります。

座り方

女性に多い横座り、ぺたんこ座りも、骨盤のゆがむ原因になっています。
横座りは、骨盤や背骨を傾けゆがめていきます。
ぺたんこ座りは、股関節が内旋し骨盤の下部が開いていき、骨盤のバランスが崩れ、X脚やО脚の原因になります。

荷物の持ち方

荷物の持ち方
出典:www.freepik.com

かばんや荷物をいつも同じ肩、手で持っていると重心が偏り、背骨の傾きから骨盤のゆがみにつながります。

歩き方

歩き方
出典:gahag.net

歩き方のくせでも骨盤のゆがみが起きます。
歩き方は、足裏の状態に左右されます。
本来は足の指先、指の付け根、かかとの3点で着地し、指で踏ん張り蹴って前に出ます。
ですが、外反拇指や浮指(足の親指が90度以上反る状態)、偏平足があると指の踏ん張りが効かず、かかとから着地し、指は外方向に流れる「ねじれ歩行」になります。
この繰り返しが股関節や骨盤のゆがみや変形を引き起こし、X脚やО脚を増長します。

靴が合わないことも原因になります。
足の形に合った靴を履かないと、歩き方が不自然になり、骨や筋肉に無理な負担がかかります。
知らず知らずの内に筋肉が違う方向に発達してしまい、脚の変形につながります。
ヒールの高いパンプスやブーツも、体重を脚で支えるのにはとても不安定です。
重心がぶれて骨盤への負担が増え、脚の筋肉のバランスが崩れ、脚の湾曲が進んでしまいます。

運動不足

運動不足
出典:www.freepik.com

運動不足も原因の一つです。
運動をしないでいると筋力の低下が起こり、姿勢を維持する力が弱まることで体にゆがみが生じやすくなります。
座る時間の長い生活、重心の偏った立ち方、偏平足など足裏のトラブルで本来の歩き方が出来ない、これらの要因も筋力低下によりさらに悪化していきます。

食生活

食生活

X脚やО脚は、食事とも関係があります。
最近はファストフードの常食化など、栄養の偏りや食事の軟食化が目立ち、骨を構成する成分であるカルシウム、そしてカルシウムの吸収を助けるビタミンDの摂取不足が深刻です。

X脚やО脚は骨盤のゆがみから引き起こされますが、骨盤や背骨を始めそれを支える脚の骨自体がカルシウム不足で弱くなっていると、変形もどんどん進行してしまいます。

出産 

出産 
出典:www.freepik.com

女性は妊娠すると、赤ちゃんの成長に伴い子宮がだんだん大きくなります。
もともと子宮は骨盤内に位置しますが、子宮が大きくなってくると骨盤も共に左右に広がります。

そして出産時、赤ちゃんは骨盤の間を通る産道を通って生まれてきます。
30cm前後ある頭部が通り抜けるため、本来逆三角形の骨盤は台形の形にまで広がり、産道を確保します。

出産後は徐々に元の形に戻りますが、運動不足や高齢出産などの影響でなかなか戻らないケースが増えています。
骨盤が開き緩んでいる状態のため、ゆがみが生じやすく、それに伴いX脚やО脚につながりやすくなります。

子どもの場合

子供の場合、先に述べたように生理的な変形と病的な変形(ブロント病、くる病、骨異形成など)があります。
心配のない正常な範囲か、病的なものかをまず判断することが大切です。

生理的な変形

生理的な変形
出典:www.joa.or.jp
生理的な変形
出典:www.joa.or.jp

一般に、乳幼児の膝は生理的にO脚を呈しており、歩行開始後より徐々に外反していき2歳から6歳にかけては逆にX脚傾向となります。
その後、外反は少し減少し、7歳ぐらいで成人の下肢形態(約4°の外反)に近くなります。

引用元: www.joa.or.jp

ブロント病

ブロント病

ブロント病は、病的な変形の一つです。
放置してしまうと将来的には変形性関節症になるため、早期治療が必要となります。
治療は装具治療を主に行いますが、改善が見られない場合は変形矯正術が行われます。

ブロント病は,生理的O脚であれば、1~3歳で改善するはずのO脚が逆に悪くなる場合に強く疑われます。
この1~3歳頃に発症するものを幼年期型(infantaile type)、もう少し年長児(6~12歳)になって発症するものを青年期型(adolescent type)といいます。
幼年期型は左右の両方がO脚となることが多く、青年期型は片足のみのことが多いと言われています。

下肢の筋力が弱い(虚弱体質や肥満児)

病的な原因がなくても、最近の子供たちは下肢の筋力や骨自体が弱い、という傾向があります。
子供の遊びの多様化で家にいる時間が長くなり、以前に比べて子供の平均的な体力は低下が見られます。
運動する習慣がない子供も多くみられ、食事の欧米化や偏食などの影響で栄養バランスが悪く、肥満児が増加しています。

このような子供たちは、運動不足により筋肉が十分に発達せず、また栄養の偏りで骨も弱い状態のため、正しい姿勢を維持できずに骨盤や脚の変形を引き起こしやすくなります。

「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力・運動能力は、昭和60年ごろから現在まで15年以上にわたり低下傾向が続いている。
男女ともに肥満傾向児の割合は増加しているが、特に男子では各年齢層ともおよそ2倍から3倍に増加している状況にある。

引用元: www.mext.go.jp

整形外科で診断を

子供の場合、6~7歳位までは生理的な変形が見られるため、判断が難しいと思います。
生理的な変形は、左右対称で、痛みや機能障害はないとされています。
転びやすい、足を痛がる、脚の長さに左右差があるなどの場合は、病的なケースも考えられます。
心配な場合は一度整形外科での診察を受けることをお勧めします。

放置すると出る影響

放置すると出る影響
出典:www.freepik.com

見た目は悪いけど特に痛くもないし、生活に支障もないし…と放置していませんか?
X脚やО脚は、骨や関節に変形が起こり生じています。
本来の形ではないので、放置していると体のいろいろな箇所に支障が起きる可能性があります。

体に様々な影響が出る

放置することにより脚や関節への障害はもちろん、むくみや下半身太り、神経的なイライラまで引き起こされることもあります。
具体的にどのような影響が出てくるのか見ていきましょう。

膝痛(変形性膝関節症)

本来、膝関節は水平な状態です。
しかしX脚やО脚の場合、膝関節が変形しているため、膝の軟骨が不自然にすり減り、変形性膝関節症を発症する恐れがあります。
変形性膝関節症は、膝の違和感から始まり、起床時の膝のこわばり、進行すると膝の痛み、拘縮(曲がらない)、膝に水が溜まる、関節の変形などが生じ、歩くのもつらくなるなど日常生活に支障が出てきます。

変形性膝関節症では、症状が進行すると、徐々に痛みをともなうようになります。
ひざの痛みのために、階段の昇り降りがつらくてできない、正座ができない、あぐらがかけない、走れない、長時間の立ち仕事ができないなど、運動や行動が思うようにいかなくなります。
ひざの関節を深く曲げると痛みが生じるため、意識的に曲げないようになり、やがて関節の動きが悪くなっていきます。
このような状態を「拘縮(こうしゅく)」といいます。
さらにひどくなると、歩行そのものもつらくなり、日常生活にも支障が出てきます。

引用元: www.twmu.ac.jp
膝痛(変形性膝関節症)
出典:www.twmu.ac.jp

X脚の場合は、膝が内側に曲がり変形しているため、膝関節は外側に傾斜しています。
そのため、軟骨は外側が摩耗ですり減っており、骨と骨がぶつかると痛みが生じます。

膝痛(変形性膝関節症)
出典:www.twmu.ac.jp

О脚の場合は、膝が外側に開いているため、膝関節は内側に傾斜しています。
軟骨は内側が摩耗ですり減り、骨と骨がぶつかると痛みが生じます。

骨盤のゆがみ(下半身に脂肪がつきやすい、不眠、イライラなど)

骨盤が開き、ゆがみが生じると下半身の血流が悪くなり、むくみや冷えにつながります。
血液循環が悪くなると、代謝の低下や老廃物が溜まり脂肪がつきやすくなるため、下半身太りになりやすくなります。

また、骨盤の仙骨関節(骨盤の中央に位置する)は、呼吸と共にほんの少しですが開閉しており、自律神経と連動しています。
日中は交感神経(体を緊張させる働き)が優位で骨盤は閉まっています。
夜間は副交感神経(リラックスさせる働き)が優位になり骨盤が開きます。
よって就寝時は骨盤が開いていると、リラックスし熟睡できるようになります。

しかし骨盤がゆがむと、この開閉が正常に行われなくなり、自律神経のバランスが崩れ不眠やイライラしやすいなど、精神面への影響が出てきます。

腰痛

腰痛
出典:www.freepik.com
腰痛

X脚やО脚の場合、骨盤の傾きが見られます。
図のようにX脚では骨盤が前傾しています。
О脚では後傾しています。
いわゆるゆがみですが、このゆがみで骨盤とつながっている背骨がずれてゆがみ、周辺の神経を圧迫し腰痛が起こります。

肩こり

肩こり
出典:gahag.net

骨盤のゆがみから背骨がゆがみ、肩や背中の筋肉のバランスが崩れ、不自然に緊張することで血行が悪くなります。
血行不良で筋肉にこりが生じ、肩こりを引き起こします。

むくみや冷え、生理痛(リンパや血流の循環悪化による)

骨盤のゆがみは、脚の付け根にある静脈を圧迫し、血液循環を悪化させます。
結果、リンパ液が脚に溜まりやすくなり、むくみが起き冷えも生じます。

また、骨盤のゆがみで背骨がずれ、仙骨(骨盤の中央に位置し骨盤の要となる)のずれも起こります。
仙骨の前面に子宮や卵巣が位置しており、仙骨がゆがむことで子宮や卵巣に負担をかけホルモンバランスが崩れ、生理痛、生理不順などの症状を引き起こします。

易疲労

易疲労

脚の変形のみでなく、骨盤のゆがみ、筋肉の偏り、血液循環の悪化などにより筋肉に無理な負担が掛かったり、血液中に老廃物が停滞したりすることで、疲れやすい体質になってしまいます。

便秘

骨盤のゆがみで、前面に位置する大腸の機能が低下、便秘になりやすくなります。

筋肉の付き方が偏る

骨盤が開いた状態では、大腿骨も外側にずれています。
この状態でいると、人間は脚の外側に体重をかけバランスを取ろうとします。
そのため、外側の筋肉を使うようになり発達していきます。
このように筋肉の付き方にも偏りが見られてきます。

X脚、O脚を矯正するメリットとは

X脚、O脚を矯正するメリットとは
出典:www.freepik.com

今のところ支障がないから…と放置してしまいがちなX脚やО脚ですが、実は矯正するとこんなメリットもあります。

O脚を直すと身長は伸びるかも

O脚を直すと身長は伸びるかも
出典:www.freepik.com

どうやって身長が伸びるの?と思いますが、新たに伸びる訳ではなく、脚が外側に広がっている分を正常な位置に戻すことで骨盤の位置が上がり、その分が上に伸びるということです。
2~3cm程度は伸びる可能性があります。
猫背になっている人では、背骨のゆがみを直すと3cm程度は戻ると言われています。

脚が疲れにくくなる

骨盤のゆがみを直すことで、関節や筋肉に負担がかからなくなり、今まで無理な歩き方をしていたものが本来の動きに戻ります。
それに伴い、歩きやすくなり疲れが徐々に改善されていきます。

下半身太りやむくみが解消

下半身太りやむくみが解消
出典:www.freepik.com

骨盤や関節が矯正されると、血液循環やリンパの流れが良くなり、むくみが改善し、下半身に脂肪がつきやすい体質も治っていきます。

X脚やO脚の改善方法、治し方

X脚やO脚の改善方法、治し方
出典:www.freepik.com

放置しておくと将来的には様々な病気に発展してしまうX脚やО脚。
直すことでのメリットも魅力的です。
それではどのようにして改善していけば良いのでしょうか。

立ち方や歩き方のくせを直す

まずは日常生活の中で改善できることから実践してみましょう。
原因には姿勢や歩き方のくせが挙げられています。
日々のちょっとした動作を意識して直していくことで、改善を目指してみましょう。

立ち方

立ち方

立っている時も、片足に体重が偏らないように重心は中心に置くことを意識します。
前かがみになったり、あごが出たりしないように気を付けましょう。
<正しい立ち方>

  • 頭~肩~骨盤~かかとが一直線になる(頭から上に引っ張られている感じで)
  • 軽くあごを引く
  • 左右の肩が水平
  • お腹を引っ込める
  • 骨盤の高さが水平
  • 膝の内側が軽く付くように
  • かかとは軽く付ける
  • つま先は2~3cm程度開く

歩き方

歩き方
出典:president.jp

X脚やО脚では、足裏のバランスが悪くねじれ歩行をしています。
正しい歩き方を意識して歩くようにしましょう。
<正しい歩き方>

  • 重心はやや前気味に
  • 足を踏み出す時は、膝をいつもより高く上げる
  • 膝は伸びすぎないようにして緩める
  • 足裏全体(かかと、足指の付け根、足指の先)で着地する
  • 上半身は背骨を伸ばして真っ直ぐに
  • ゆっくりでなく、適度なスピードを保つ

正しい座り方

正しい座り方
出典:www.asahi.co.jp

デスクワークや車の運転をする時など、座る姿勢が長くなる時は、前かがみや顎を出した姿勢にならないように注意しましょう。
<正しい座り方>

  • 耳~肩~骨盤、骨盤~膝、膝~くるぶしをつないだ線が90度になるように意識する
  • 目線の高さは真っ直ぐに
  • お尻が背もたれに付くように深く座る
  • 骨盤を立たせる
  • 足裏全体を床につける

正しい姿勢で座ることは無理な負荷がかからず、体にとって一番負担のない状態です。
骨盤のゆがみや背骨のずれの悪化を防ぐため、今日から早速実践していきましょう。

自分に合った靴を選ぶ

自分に合った靴を選ぶ

自分に合った靴を選ぶことも大切なことです。

<靴の選び方>
- サイズは適切か(1cm位のゆとりを)
- 母指が圧迫されないか(足指でしっかり踏ん張れるゆとりを)
- 幅は緩すぎず、きつすぎず
- 土踏まずのアーチラインは合っているか
- 足の甲の部分が覆われているか
- 幅が広がらないように、ひもやマジックテープで固定できるもの

これらをチェックし、無理なく歩ける靴を選んで履きましょう。
ヒールのある素敵なパンプスにも憧れますが、脚の変形を直すには不適切です。
どうしてもの時は短時間のみの使用にしましょう。

ストレッチ

ストレッチで筋肉にアプローチしてみましょう。
さまざまな矯正方法がありますが、自分がやりやすい方法を見つけていくことが大切です。
ストレッチは即効性がなく、継続していくことで効果が見られてきます。
自分のペースで、無理せず毎日続けていけるようにしましょう。

股関節矯正ストレッチ(動画) 

脚の変形の原因としてまずは骨盤のゆがみがあります。
骨盤を正しい形に矯正していくことで、X脚やО脚の改善を目指します。

内股矯正ストレッチ

内股矯正ストレッチ

脚の変形があると筋肉のバランスが崩れ、骨盤周囲、お尻や太ももなどの筋肉が緊張し硬くなっていたり、逆に使われずに緩んでいたりします。
エクササイズを通し筋肉をストレッチしやわらげると、骨盤や股関節の動きの無理が改善され、ゆがみが整っていきます。

矯正グッズを使う

X脚やО脚に効くという矯正グッズもさまざま販売されています。
しかし、矯正グッズの使用にも賛否両論あります。
脚の変形は骨盤のゆがみ、姿勢、筋肉の低下、足裏の状態などいくつもの原因が絡まり合い生じています。
その一部分だけを無理に整えても、他の原因があるため正しく矯正することは出来ません。
使用する場合は、あくまでも補助的なものとして考えた方が良いでしょう。

膝サポーター

脚の変形の改善を謳った矯正ベルトがありますが、無理に脚だけをしばりつけても、元の原因である骨盤や背骨のゆがみはそのままのため、逆に股関節や膝関節、骨盤を痛めてしまう可能性があります。
変形がひどく膝に痛みがある場合は、膝の負担を軽減するようなサポーターは使用するのも良いでしょう。

骨盤矯正ベルト

骨盤矯正ベルトもよく取り上げられますが、これもあくまで補助的なものと認識した方が良いでしょう。
矯正ベルトで一時は骨盤が矯正されるかもしれませんが、使わなくなったら元に戻ってしまいます。
もっとその根本の原因である姿勢や歩き方などを直さないことには、本来の意味での矯正は出来ないと言えます。

インソール 

X脚には内側を高くしたインソール、О脚には外側を高くしたインソールが効くと言われ販売されていますが、むやみに使用すると逆に症状を増長させてしまいます。
X脚やО脚では、足首の関節にもゆがみが生じています。
インソールで無理に矯正すると関節を痛めてしまう可能性があります。

О脚の場合は土踏まずがなくなり、足裏アーチラインがつぶれてきます。
このラインをサポートするようなインソールは、足の関節や足裏の負担の軽減に役立ちます。

整体で治る可能性がある

整体は、骨格や筋肉のバランスを整えて、本来の状態に戻すことを目的としています。
矯正グッズと同様、例えば骨盤を直して症状が良くなっても、それを維持できなければまた再発してしまいます。
整体でゆがみを整えてもらいながら、自宅でのセルフケアで正しい姿勢や歩き方を習得し、それを維持できる筋力をつけて行く必要があります。

施術法や回数、費用については、事前によく相談した方が良いでしょう。
また、日本人にはО脚が多いため施術法は周知されていますが、X脚の場合は症例数が少なく、施術できる施設はあまり多くありません。
事前に良く調べてから判断した方が良いでしょう。

口コミ

整体院の口コミサイトです。
得意分野やセールスポイント、費用も載っていますので参考にして見て下さい。

https://health-more.jp/shops/search/by:hope?hope=10
http://www.ekiten.jp/cat_seitai/

費用 

費用は、施設によって設定方法が違いますが、1回¥5,000.-位からが多いです。
1回は¥10,000.-で10回セットなら¥50,000.-、「口コミサイトを見た」というと割引キャンペーンを使えるなど、施設によってさまざま設定があります。
お得なところを探してみるのも良いでしょう。
О脚の矯正では10回位通う人が多いようです。

施術のポイント

施術のポイントとしては、特定の部位だけでなく、全身のゆがみに精通していて、特に足指関節、足関節、膝関節、股関節、骨盤部の施術が充実していることが大切です。
また、筋肉をほぐしながら全身のゆがみをとり、筋肉の弱いところのトレーニングも大切なポイントです。
自宅で出来るセルフケア方法や、リラックス法などの指導もしてくれるところが良いでしょう。

まとめ

今までX脚やО脚を見た目だけの問題と放置してしまったり、ケアが面倒で行動に移せなかったり…という人もいるでしょう。

しかし、将来的に見ると脚や関節だけの問題でなく、神経やホルモンのバランスも崩れてしまう看過できない症状です。
やろうと思った時がチャンスです。
早速今日から脚のケアを始めてみてはいかがでしょうか。

最終更新日: 2017-04-16

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