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生理不順と不正出血の違いとは?大きな病気の可能性も...

生理不順や不正出血が起こると、不安に感じることがあります。ここでは、その違いや原因などについて詳しく紹介します。

生理不順と不正出血の違い

生理不順とは?

生理不順とは?
出典:www.appbank.net

生理が正常な周期で来ないこと

通常、月経は25日~40日程度の周期で子宮からの出血が起こります。
その出血する期間は4日~1週間程度。
この周期を正常とし、これとは違う周期となってしまった生理のことを生理不順と呼びます。

人によってその周期はまちまちで、25日よりも短い周期で生理が来たり、反対に3か月ほど間隔が空いてしまったりすることがあります。

生理不順の原因(過度なダイエットや肥満、ストレス)

生理不順の原因は、さまざまです。

急激なダイエットをしたり肥満になったり、ストレスが過剰になったりすると、女性ホルモンのバランスが崩れることによって生理に影響し、生理不順を起こすことがあります。

不正出血とは?

不正出血とは?
出典:kaumo.jp

不正出血の場合は、生理周期ではないのに性器から出血することを言います。
量は少量でおりものに混ざる程度のものから、たくさんの量の鮮血が出るものまでいろいろあります。

生理不順と不正出血の見分け方

生理不順と不正出血の見分け方

見分け方としては、生理不順は正常の生理周期からずれてしまう生理のことで、不正出血とは生理により出血する時期ではないのに性器から出血してしまうこと。

ただし、生理中に不正出血が起こっているときにはなかなか判別することは難しいため、おや?っと感じたら早めに受診するようにしましょう。

不正出血の症状

不正出血の症状

おりものの状態

さらさらとした鮮血

さらさらとした綺麗な色の血液(鮮血)が不正出血として起こる場合には、子宮膣部びらんや子宮頚管ポリープなどから出血した可能性があります。

子宮腟部びらんとは、子宮の出口にある花のように外側に開いた形のところがただれている状態のこと。
子宮頸管ポリープの場合は、子宮粘膜にできた「できもの」のようなもの。

どちらも下着で擦れたり、触ったりすると出血しやすくなっています。
また、セックスした際にも出血がみられることがあります。

また、生理前1週間くらいに鮮血が見られるときには、黄体機能不全などによるホルモンバランスの異常が考えられます。

茶色や黒い血

膣や子宮の奥の方で少し出血が起こった時には、おりものに少量、茶色が混ざる程度の出血が見られることがあります。

茶色の出血が起こるときには、子宮内膜症や子宮筋腫、卵管炎や卵巣腫瘍、また子宮頸がんなどの病気の可能性があります。
さらに、これらの出血と共に下腹部に痛みがあるときには、早めに病院を受診するようにしましょう。

一方、ナプキンなどを交換できなかったときなどは、血液が酸化することによって赤色から茶色や黒色に変化することもあります。
ナプキンを変えてすぐに茶色や黒色の血液が出る時には、病院へ行って検査してもらいましょう。

ピンク

おりものがピンク色になっているときには、血液がおりものに混ざっていることを意味します。
不正出血の場合、子宮頚管ポリープや子宮頸がん、子宮体がんである可能性があるため、速やかに病院へ行くようにしましょう。

痛み

痛み
出典:ninnpusan.com

腹痛(下腹部痛、下痢)

子宮頚管炎とは、子宮の出口付近が大腸菌やブドウ球菌、クラミジアなどによって炎症を起こしてしまう状態のことを言います。

症状としては、おりものの色が黄色や黄緑色になり、臭いが強くなります。
さらに微熱や腰痛、下腹部痛を伴います。

腰痛や微熱が続くときは注意

子宮頚管炎をそのまま放置しておくと、腰痛や微熱が続くことがあります。
そうすると、炎症は子宮の内膜全体に広がっていき(子宮内膜炎)、不正出血や嘔吐、高熱を引き起こしてしまいます。

貧血(だるい、めまい)

貧血(だるい、めまい)

不正出血が続くと、体内の血液が減ってしまうことにより、貧血の症状が見られることがあります。

子宮筋腫の場合、始めの頃に症状はあまりありませんが、筋腫が大きくなってくると生理痛が強くなって出血量が増し、その期間も長くなります。
さらに、不正出血などが見られ、出血する日数が増えることによってだるい、めまい、立ちくらみなどの症状が出てきます。

子宮筋腫が大きくなると、膀胱などを圧迫することがあり、その結果、頻尿や排尿時の痛みなどを引き起こすこともあります。
また、着床に影響することで不妊の原因になることもあります。

不正出血の原因

時期別にみる不正出血の原因

時期別にみる不正出血の原因
出典:mako-k.jugem.jp

小学生〜高校生

生理が始まってから高校生くらいまでは、まだまだホルモンのバランスが十分ではないために、生理不順を起こすことがあります。
そのため、不正出血なのかどうなのか、はっきりしないこともあります。

20代〜

20代になればホルモンバランスも安定してくるため、生理不順の可能性も少なくなってきます。
そのため、正常な生理周期ではないときに出血したら、気を付けなければなりません。

子宮内膜ポリープを始め、子宮筋腫や無排卵、黄体機能不全などホルモン分泌異常により、不正出血を起こすことがあります。

妊娠かもしれないときには、着床出血(受精したものが子宮に着くときに起こる出血)や、流産などから出血する可能性もあるのです。

また、セックスが初めてのときには処女膜と呼ばれる部位が裂けてしまうため、出血してしまいます。
また、セックスの回数がまだ少ないときには膣内が狭く、刺激が女性器を傷つけてしまうために出血することもあります。

一方、セックスの時に子宮の入り口にびらんがある時に出血することもあります。
注意が必要なのは、このびらんが「がん」である可能性があるからです。
気が付いたときにすぐに受診するようにしましょう。

排卵期

生理と生理の間、排卵する前後にはホルモン分泌の変化が起こることで、子宮内膜が少し剥がれることによって少量出血することもあります。
このことを排卵期出血、もしくは中間期出血と呼びます。

出産後、授乳中

出産後、生理が始まるまでには1か月かかる方から1年以上かかる方などさまざま。
授乳中はプロラクチンというホルモンが分泌され、子育てを優先させるために排卵を抑制し、妊娠しないようにしてます。
したがって、授乳期間が長い場合は、生理がその分、遅れてしまうのです。

出産後に授乳回数が少しずつ減ることによって、プロラクチンも徐々に分泌されるようになります。
そうすると、生理周期は不安定ではありますが、開始することがあります。

流産後

流産した後は、だいたい1か月~2か月程度で生理が再開します。
もし、なかなか生理が始まらない時は、胎児や胎盤の一部が子宮の中に残っていることがあります。
そうすると、身体は妊娠が継続していると勘違いして生理がみられることはありません。

他にも生理が始まらない原因としては、流産によるストレス。
ストレスは女性ホルモンの分泌に大きく影響しており、それによって生理が遅れてしまうことがあります。

40代以降

40歳を過ぎると、徐々に更年期障害が現れてきます。
この頃になると、女性ホルモンの分泌が不安定になることで無排卵や黄体機能不全などになり、不正出血を起こすことが増えてきます。
生理周期も徐々に短くなって、閉経に至ります。

また、閉経した後は子宮や膣が狭くなり、セックスの刺激によって出血しやすくなってしまいます。

その他に考えられる原因とは

ホルモンの乱れ

女性ホルモンは、卵巣や子宮に影響することによって生理周期を整える役割があります。
しかし、さまざまな原因によって女性ホルモンが乱れると、周期に乱れが生じることがあります。

着床出血

精子と卵子が受精し、その卵が子宮内膜に深く潜り込むことを着床といいます。
そのとき、子宮の壁を傷つけることでうっすら出血が起こることがあります。

病気の可能性も

病気の可能性も

子宮がん

子宮がんには、子宮頚がんや子宮体がんの2つに分かれます。
子宮頚がんや子宮体がんなどの病気があると、不正出血や生理不順といった症状が現れます。

子宮体がんになると、生理の期間や周期が長くなり、出血量も増えていくことがあります。
また、子宮頚がん・子宮体がんはどちらも不正出血が初期の段階から出現されることもあります。

他にも、膣がんなどの存在も疑われるため、異常を感じた方はまず病院へ受診するようにしましょう。

性交痛がある場合

性行為を行っているときに痛みがある(性交痛)場合は、子宮膣部びらんを起こしている可能性があります。

生理不順を改善するために

こんな時は病院へ

こんな時は病院へ

生理不順がある場合には、まず婦人科を受診するようにしましょう。
生理不順があるということは、女性ホルモンの異常による不妊症である可能性もあります。

治療としては、ピルを内服することによって生理周期をコントロールすることができます。
しかし、これで治らない場合は、他の治療が必要になります。

市販のサプリメント、漢方を利用する

市販のサプリメント、漢方を利用する
出典:ganmaga.jp

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

下腹部の痛みや頭重感、肩こりやめまいなどの症状がある月経不順・月経異常・月経痛などに効果があります。
また、更年期障害の方の症状を和らげる効果もあります。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
出典:www.320w.net

下腹部痛や冷え症、貧血や頭重感、肩こりや耳鳴り・めまいなどの症状がある月経不順・月経異常・月経痛・更年期障害や、産前産後のある方に効果があります。

美めぐり習慣

鉄分を補うことによって貧血を予防するとともに、生姜の成分が配合されているため冷えを改善することで生理不順や生理痛を和らげるとされています。

基本のサプリ

お醤油を扱っているキッコーマンで作られたサプリ。
醤油は大豆からできているため、大豆イソフラボンが使われ、女性ホルモンのバランスを整える効果があると言われています。

あとがき

あとがき
出典:sophiajennah.com

まず、気になる方は一度、婦人科を受診してはいかがでしょうか?

早期発見・早期治療が大切です。

最終更新日: 2017-04-16

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