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昔ながらの口内炎の薬「ケナログ」の正しい使い方!

口内炎には、ケナログ」と言ってよいほど、一般的に知られている薬。 でも、その正しい使い方については、知らない方もいるのではないでしょうか? 使用方法を誤ってしまうと、効果が激減してしまいます。

ケナログの作用と効果

口内炎 ケナログの作用と効果

主な作用としては、ケナログの主成分である副腎皮質ステロイドによる抗炎症作用により、口腔内の炎症を抑えて、つらい痛みなどを緩和します。

慢性剥離性歯肉炎やびらん・潰瘍を伴う難治性口内炎、また、舌炎の治療に効果的です。

◆難治性口内炎
難治性口内炎とは、口内炎がよくできる場合や、出来たらなかなか治らないものを指します。

◆舌炎
舌にできた口内炎のことです。

これらの症状にも、ケナログは有効とされています。

慢性剥離性歯肉炎

症状は、灼熱感(肌が熱くてヒリヒリする感じ)や激痛まで様々です。

見た目は、歯肉の表面の薄い皮(上皮)が剥がれ落ちて、その下の組織がむき出しになった状態になり、歯肉の表面は赤くてツルツルしているように見えます。

頬や唇側の歯肉にも起こることがあり、範囲は一部分~広範囲とそれぞれ違います。

軽症の場合:歯肉が赤くなる。
痛みはほとんどない。
中等度の場合:歯肉に水ぶくれができる。
ヒリヒリと痛む。
重症の場合:歯肉がただれる。
歯磨きや食事などの刺激で出血する。
激しい痛み。

難治性口内炎

難治性口内炎とは、口内炎がよくできる場合や、出来たらなかなか治らないものを指します。

ただし、ベーチェット病など自己免疫疾患によってできる口内炎は、通常の口内炎の原因と違うため、ケナログを使っても効果はありません。

舌炎

舌にできた口内炎のことです。

ケナログ使用上の注意点

こんな症状には使わないで!

口内炎 こんな症状には使わないで!

以下の病気で、ケナログを塗り続けても、症状が治まることはありません。

◆ガーゼで口内炎を擦ると、簡単に剥がすことができるような白い斑点が口の中全体に広がっている状態の場合は、カンジダの疑いがあります。

◆口内炎に黄色い膿がある状態は、細菌感染症の疑いがあります。

◆口の中に、米粒大から小豆大の水ぶくれが多数発生、口の中以外にも唇や皮膚にも水ぶくれや発疹ができている、発熱や食欲低下・疲れ・リンパ節の腫れなど全身の症状がある状態の場合は、ウイルス感染症の疑いがあります。

◆外陰部の潰瘍、目のかすみ、目の痛みがある状態は、ベーチェット病の疑いがあります。

◆歯槽膿漏や歯肉炎。

また、5日間継続して使用していたのに効果がなかった人や、1~2日使用してみたけれど症状が悪くなってしまった人も、症状が治まらない可能性が高いですので、使用を止めましょう。

相談して使用してほしい人

❖現在、何かしらの治療を受けている人
どのような場合も、すべての薬同士を同時に使用することを想定しているわけではありません。
成分同士の反応が起こる可能性がありますので、しっかり確認しておきましょう。

❖薬や食べ物などによってアレルギー症状を起こしたことがある人
アレルギーを起こす成分が、ケナログの添加物の中に入っているかもしれません。

❖妊婦・妊娠の疑いがある・授乳中の人
安全性が確立されているわけではないので、使用しないほうが良いでしょう。

口内炎や舌炎がかなり広い範囲にある人
ケナログで治る病気ではない可能性があります。

❖高齢者
高齢者は生理機能が低下しているので、高血圧緑内障糖尿病骨粗鬆症などの副作用を引き起こすことがあります。

このような方たちは、ケナログを使用することによって、別の症状が悪化したり、効果がなかったりしますので、必ず専門的な知識を持っている人に相談してから使用しましょう。

ケナログの副作用

①口の中に白い斑点ができる・増えた
②口内炎に黄色い膿ができた・増えた
③味覚異常
④口内のしびれ
⑤発疹・発赤・かゆみ

いずれも軽度のものだとされていますが、使い初めよりもひどい症状がでたときは注意しましょう。

ケナログの正しい使い方

口内炎 ケナログの正しい使い方

①十分に手を洗いましょう

指先や指の間を石鹸を使い、流水でしっかりと泡を流しましょう。
手についている菌が口の中に入ることで、症状が悪化することがあります。

②口内を綺麗にする

口の中に、雑菌が口腔内にたくさんあるときは、口内炎にも多く菌が付着しています。

その状態で薬をつけても、十分な効果が得られません。
しっかりと歯磨きをして、口の中を清潔にしましょう。

③患部の唾液をティッシュで軽くふき取る

薬を塗る部分に唾液が付いていると、ケナログがそれにより流れてしまいます。

ケナログは他商品より付着力が優れていますが、それでもやはり無駄に軟膏が流れないようにしましょう。

軽く唾液をふき取っておきましょう。

④綿棒に付けて塗る

指で付けてもかまいませんが、綿棒のほうがさらに清潔です。

塗りこまないよう気を付けてください。
鏡を見ながら、患部を薬で包み込むようにつけていきます。

⑤つけた後は触らない

当たり前ですが、気になっても舌や指で触ったりしないようにしましょう。
薬が早く溶けて効果を発揮する前に流れてしまいます。

また、指で触ったりすることは絶対にやめましょう。
菌が口腔内に入り、口内炎が悪化することがあります。

薬が流れないよう食事や飲み物を飲んだりするのは、塗った後30分は控えておきましょう。

軟膏を塗る基本的な方法なので、少し覚えておくと、きれいに薬を塗ることができます。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
口内炎 骨粗鬆症 高血圧 糖尿病 緑内障 授乳

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