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高血圧の薬ってどんな薬?

今回は高血圧の治療に使われる飲み薬の解説をします。

血圧の薬って違いがあるの?

生活習慣改善による高血圧の治療には限界があるため、やはり多くの患者さん達は高血圧の薬(降圧薬)による治療を受けます。
今回はそんな数多くある、高血圧治療薬の種類をご紹介いたします!

『高血圧の薬』とだけではなく、自分が今どのような効果がある薬を飲んでいるのかを正しく知っていきましょう!

高血圧 血圧の薬って違いがあるの?

①カルシウム拮抗薬
血管が収縮し、血圧を上げる原因となっているカルシウムの細胞内への取り込みを防ぐことで、血管を拡げ、血圧を下げる作用のお薬です。

②アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
(通称ARBとも言われます)
体内に、血管を収縮して血圧を上げるアンジオテンシンⅡという物質があります。
その作用を抑えることで、血管を拡げ、血圧を下げる作用のお薬です。

③アンジオテンシン変換酵素阻害薬
(通称ACE阻害薬)
体内には、血管を収縮して血圧を上げるアンジオテンシンⅡという物質があります。
アンジオテンシンⅠ
がACEによりアンジオテンシンⅡが作られるのを妨げることによって、血管を拡げ、血圧を下げる作用のお薬です。

④直接的レニン阻害薬
(通称DRI)
腎臓で産生されるレニンという酵素が、肝臓で合成されるアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換します。
レニンの働きを直接抑えることで、血圧を上げるアンジオテンシンⅡという物質の産生を抑えます。

⑤利尿剤
利尿剤でもいくつか種類はありますが、作用としては、尿の量を増やすことで、体内の余分な水分を外に出し、体内の血液量を減らすことで血圧を下げる作用です。

⑥β(ベータ)遮断薬
心臓の拍動の働きを抑えることで、血圧を下げる作用です。

⑦α(アルファ)遮断薬
血管を拡げることで、血圧を下げる効作用です。

⑧αβ遮断薬
心臓の拍動の働きを抑え、血管を拡げることで、血圧を下げる作用です。

⑨上記にある薬を2種類配合した薬もでています。
服用の時、1錠で済み、価格も安くなるメリットがあります。

高血圧薬の使い方

高血圧 高血圧薬の使い方

①単剤で低用量から開始します。
②1日1回の服用でよい長時間作用するタイプの降圧剤を使用します。
③急に血圧を下げてしまうと副作用が出やすくなったり、血管に負担となるため、2~3ヶ月かけてゆっくりと降圧目標に達することを目指します。
④到達しない場合は、他の種類の降圧剤を併用する。
⑤利尿薬の少量投与は他の降圧剤の作用を強めるので3剤目に利尿薬を用いることを原則とします。

*あくまで一般的な使い方なので、合併症の有無や併用している薬、体型などを考慮したうえで医師が判断してお薬は選ばれます。

高血圧の薬って一生飲まなきゃいけないの?

高血圧の患者様に、血圧の薬って死ぬまで飲まなきゃいけないんでしょ?と聞かれることが多々ありますが、血圧が長期的に安定していれば、薬の種類や量を減らしたり、場合によっては一度薬をやめてみるという判断を医師がしてくれるので諦めずに食生活や運動など生活習慣を見直してみましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
高血圧

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