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歯の美容整形とも言われる「審美歯科」について

審美歯科という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? いわゆる歯の美容整形のようなイメージで、歯を美しく見せる医療分類のことです。 どのような審美歯科があるか詳しく解説します。

審美歯科とは?

簡単に言えば「見た目」を重視するもの、いわゆる「お手入れ」であり、整形外科分野での美容整形に似た分類と位置づけられます。

歯を白く美しく見せるための技術は、次項で示すようないくつかの種類があり、予算や目的で選ぶことになります。

審美歯科の種類

審美歯科と言ってもいろいろな種類があります。
主な種類として以下のような項目が挙げられます。
詳しくみていきましょう。

①ホワイトニング

①ホワイトニング
出典:oasis-do.com

着色汚れを落とすことで歯に白さと輝きを取り戻す施術法で、3種類あります。

過酸化水素を主成分としたホワイトニング剤が使われ、これにより着色汚れの除去だけでなく歯のエナメル質に光を乱反射させる効果があります。

ホワイトニングの注意点として、入れ歯や差し歯といった義歯には使えないということが挙げられます。
義歯をお使いの方は義歯の部分だけ浮いた感じになってしまうので注意が必要です。

・オフィスホワイトニング

ホワイトニング剤を塗布した後にレーザや光を照射して歯の色素を分解する方法で、即効性が高く手軽です。

・ホームホワイトニング

低濃度のホワイトニング剤を自宅で使う方法で、白さを実感できるまで約2週間以上かかりますが、持続時間が長いという利点があります。

・デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングで一気に歯を白くした後に、ホームホワイトニングで効果を持続させる方法です。

②ラミネートベニア

②ラミネートベニア
出典:www.8iku.com

ラミネートベニア法は自分の歯を薄く削って、そこにネイルチップのような白い歯を直接貼り付けて白く見せる治療方法です。

歯に貼るネイルチップのような薄い素材には、ボーセレンというセラミックが使われており、一度付けると外れません。

一般のホワイトニングでは白さに限界がありますが、ラミネートベニアによるホワイトニングでは、もとの歯よりもっと白くできると好評です。

生まれつき歯の色が濃い方でも短期間で白い歯にでき、その色が元に戻ることはありません。

また、ラミネートベニア法では色だけでなく形の修復が可能になります。

③クリーニング

③クリーニング
出典:www.kubonoya.com

PMTC( Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれるもので、専門家による歯の清掃のことです。

例えばお掃除のプロがレンジフードやお風呂場などの掃除をしてもらうと、自分で行うよりも汚れが取れ、自分では取れない器械の中まで綺麗にしてくれます。
PMTCも通常の歯磨きでは取れない部分の歯垢を専門家である歯科衛生士が綺麗にし、虫歯や歯周病を予防する方法です。

このPMTCは3ヶ月に一度は処置してもらうと良いと言われています。
それは、自分で毎日歯垢を完璧に落とすのは歯医者でも難しいからです。

とても綺麗に磨ける人でも歯ブラシで60%、デンタルフロスの使用で80%〜85%程度までしか歯垢を落とすことができません。

磨き残しは毎回同じような場所に起こるので、虫歯や歯周病が起こります。
自分では落としきれていない歯垢をPMTCによって定期的に落とすことでご自身の歯を守ることができるのです。

④オールセラミック

④オールセラミック
出典:www.artdc.jp

オールセラミックスは歯そのものをセラミックで形成するものをいいます。

セラミックは金属に代わる素材として期待されており、なかでも強度が高いものとして、ニケイ酸リチウムガラスセラミックがあります。
それは90%の二ケイ酸リチウムと10%のガラスマトリックスから構成されており、適合の正確性や審美性を兼ね備えた素材です。

セラミックには4種類の透明度(LT,MO,HO,インパルス)と2つのサイズがあり、隣接する自分の歯の色調に合わせてまるで自分の歯のような審美性を表現できるという特徴があります。

適応範囲としては、シンベンニア、インレー、クラウン、ブリッジ、インプラント上部構造と幅広く使えます。

⑤メタルボンド

⑤メタルボンド

日本語では「陶材焼付鋳造冠」と呼ばれ、中身は金属ですが外観はセラミックを貼り付けた構造になっています。

治療用途としては主にクラウン(かぶせ物、差し歯)に使われており、審美性に優れ、変色もしない強い強度を持っているのが特徴です。
中身が金属なので割れにくく、ほとんどの部位に使えます。

さらに使用する内部の金属に貴金属を使うことで金属が溶け出して歯茎が変色したり金属アレルギーが起こる可能性を低減することができます。

ただし、メタルボンドの色調はオールセラミックスには劣り、裏側から内部の金属が見える場合があります。
将来、歯茎の後退により歯と歯茎の隙間に金属が見えてくる可能性もあります。

審美歯科での注意点

審美歯科では原則自費診療で、保険適用外となります。

たびたび治療費でトラブルが発生している現状がありますので、処置前にしっかり確認することをお勧めします。

少しでも安価に仕上げたい場合は素材を樹脂(前歯はプラスチック)にすることでセラミックよりも安価で白い歯を作ることができます。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
う歯(虫歯) 歯周病

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