
ニキビ跡治療に行く前に!セルフで肌クレーターを薄くする方法
ニキビができていたところにぽっかりと穴が空いて、まるでクレーターみたいになってしまった肌を改善したいと思っていませんか? でも、病院に行くにはお金がかかってしまうと悩んでいる方必見! 完全に治すことは難しいですが、ここでは自宅でできる肌の凸凹跡を薄くする方法について紹介します。
クレーターの種類

肌にできた凸凹は、その症状から、いくつかの種類に分類されます。
➊ボックスタイプ
ボックスのように凹み、ニキビ跡の底が平らになっているもの。
形は円形や楕円形など、深さも浅いものから深いものまでさまざま。
➋アイスピックタイプ
アイスピックのように、円錐形に陥没したのニキビ跡のこと。
肌表面のクレーター開口部は2㎜程度ですが、真皮より深いところまで達しています。
❸ローリングタイプ
肌表面のクレーター開口部は4㎜以上、その底はなだらかな器の底のようになっています。
肌の中でも、鼻はアイスピックタイプで、頬はボックスタイプなど、それぞれ個人差があるでしょう。
このように、肌にできたクレーターを改善する方法はあるのでしょうか?
セルフでできる凹凸跡を薄くする方法
自宅で行う方法として、大切なのが「肌のターンオーバーを正常化させる」こと。
日常生活のどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
湯船に浸かる

自宅のお風呂や温泉に入ることでで身体全体を温めることができ、血液循環を促進することができます。
血液循環が促進されると、細胞への酸素やエネルギー供給が活発になり、老廃物の運搬もスムーズになります。
その結果、新陳代謝が活性化され、肌の改善が期待できます。
38~40℃程度のぬるま湯にゆっくりと浸かると、副交感神経が優位となり、リラクゼーションにも効果的。
いろいろな入浴剤を使うことによって、匂いや色も楽しんで、リラックスタイムにしても楽しいですね。
質の良い睡眠をとる

寝る2時間ほど前に前に湯船につかってリラックスすることで、良眠することができます。
シャワーしか使っていないという方がいるのであれば、ぜひこれを機に入浴スタイルを変えてみてはいかがでしょうか?
適度な運動を取り入れる

運動することで血液循環が活発になり、代謝が活発になるので、肌に良い影響があります。
それだけではなく、運動して汗をかくことで、体内に溜まった毒素を排出できるのです。
身体の約95%の毒素は尿や便から排出されますが、残りの5%は汗などによる排出とされています。
汗をしっかりとかくことで、デトックス効果が期待できるのです。
行ってほしい運動は、有酸素運動。
激しく、息があがるような運動ではなく、ヨガやストレッチ、ウォーキングなど、酸素をしっかりと吸って、気持ちいいと感じる程度の運動を心がけてください。
決して無理せず、「気持ちいいな」「明日もやってみよう」と思える程度で続けましょう。
継続していくことが、最も大切なことなのです。
肌のターンオーバーに必要な栄養素を摂る

ビタミン類をしっかりと摂取することで、肌のターンオーバーを促すことができます。
ビタミンCはもちろん、ビタミンA・B・E、セラミドや亜鉛も意識して摂取してみましょう。
ビタミンA:鶏レバー、モロヘイヤ、うなぎ、ニンジン、春菊、卵黄、パセリなど
ビタミンB:B1:豚肉、玄米、ロースハム、そばなど
B2:豚レバー、サバ、モロヘイヤ、魚肉ハム、鶏卵、丸干しイワシ、納豆など
B6:マグロ赤身、鶏胸肉、カツオ、牛レバー、鶏レバー、真イワシ、バナナなど
B12:アサリ、牛レバー、牡蠣、しじみ、すじこ、ハマグリ、ホッケ、カツオなど
ビタミンC:柿、ネーブルオレンジ、ブロッコリー、赤ピーマン、イチゴ、小松菜、ほうれん草など
セラミド :大豆、米(胚芽あり)、生芋コンニャク、小麦、ヨーグルト、ほうれん草など
亜鉛 :牡蠣、豚レバー、ビーフジャーキー、パルメザンチーズ、煮干、ピュアココア、ごまなど
牡蠣や鶏卵、レバー、モロヘイヤなどは成分が重複していて一石二鳥で効果的に摂取できますね。
意識してこれらの食品を食べることで、美肌を目指しましょう。
紫外線対策を行い、肌を清潔に保つ

紫外線対策もさまざまありますが、ここでは、肌にやさしいUVケアクリームの選び方を紹介します。
➊アルコールフリーのもの
➋PA++程度
❸SPF15~25程度
❹ノンケミカルのもの
できれば、外出先であれば、少なくても2~3時間おきには塗り直しをしないと、効果がなくなります。
あとがき
いかがでしたか?
これらを試してみても、肌に満足できない場合には、病院へ行ってみましょう。
この記事が、少しでもお役に立てたならば幸いです。
最終更新日: 2016-07-24
タグ:
にきび(尋常性痤瘡)
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