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家族がけいれんを起こした時にしたい3ステップ

けいれんは急に起こるものです。家族がけいれんを起こしたら、誰でも驚いてしまいます。けれど、その時の対応がその後に大きな影響を与えます。けいれんについて最低限知っておきたい知識と対応法をまとめました。

1 人手を集めて救急車を呼ぶ

1 人手を集めて救急車を呼ぶ

家族がけいれんを起こしているのを見つけたら、家の中にほかに人がいる場合には大きな声で呼びましょう。

この場合に限らず具合の悪い人を見つけた際には、基本的にはその場を離れず人を集めます。

そのあと、来てくれた人に救急車を呼んでもらいましょう。
自分しか家の中にいない場合などは、けいれんを起こしている人がけがをしないように周りのものをどけて安全確保をしてから救急車を呼びます。

2 けいれんを起こした人の安全確保と気道確保

●周りから危険なものを遠ざける
けいれんを起こした人がさらにけがをしてしまうのを防ぎます。
舌を噛みそうだからといって、タオルなどを口に詰めてはいけません。
吐いてしまって窒息する危険が高くなります。

●呼吸の有無を確認
していない場合には、片方の手を額に起きもう一方の手で下あごを挙上してを気道を確保します(下図参照)。
吐いている場合には窒息を防ぐために顔や体を横に向けるようにします。

2 けいれんを起こした人の安全確保と気道確保
出典:merckmanuals.jp

けいれんがおさまってからも、意識がすぐには戻らないことが多いです。
引き続き呼吸ができているか、吐いていないかを確認して気道確保や吐いたもので窒息しないように見守ります。

3 けいれんを起こした状況を確認

けいれんの原因はさまざまです。

部屋の様子や持病の情報があるかないかで、その後の治療スピードが変わってきます。
このため、まずけいれんを起こした人の周りに薬の空き瓶やアルコールの空き容器がないかを確認しておくことが大切です。

救急隊員や医師へ、高血圧糖尿病、肺の病気、腎臓や肝臓の病気、妊娠の有無、けいれんを起こすまでどのように過ごしていたか、発熱がなかったかなどを伝えられるようにしておきましょう。

確認後は救急車が来るまでそばでまちます。

けいれんの原因として考えられることは・・・

1 てんかん発作
2 脳梗塞、脳出血などの脳の異常
3 熱中症、脱水、高熱などからくる電解質のバランス異常
4 腎臓や肝臓の異常
5 薬やアルコール中毒
6 糖尿病による代謝異常
7 肺の病気などによる低酸素症
8 妊娠によるもの 

おわりに

けいれんは、体が強く震えたりこわばったりと見つけた人はとても驚いてしまいます。

けれど、救急車を呼んで到着するまでに周囲の危険なものをどかし安全確保、気道確保と吐いたもので窒息しないようにする、治療がスムーズに行えるよう持病と周囲の状態を伝える、これらの3ステップができるとその後の治療が変わってきます。

いざという時、対応できるように普段から意識しておきたいですね。

最終更新日: 2016-07-24

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