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虫に刺されてもあわてない!3つの手順を知ればもう安心

山や川で遊んでいるときなど悩まされるのが「虫さされ」。しかし一言で「虫刺され」と言っても種類はさまざまです。今回は、そんな虫さされの種類と対処法についてご紹介します!

山や川で遊んでいるとき、ガーデニングで草むしりをしているとき、散歩の途中、いつのまにか虫に刺されていることってありませんか?
蚊だったら痒い程度で良くなるのに、なんだか全然良くなる気配がない……

虫さされには「かゆみ」以外の症状もあり、虫の種類も「血を吸う虫」「かみつく虫」「刺す虫」「毛に触ると皮膚炎を起こす虫」と種類はさまざまです。
今回は、そんな虫さされの種類と対処法をご紹介いたします。

虫刺され症状とその虫の正体

虫刺されの症状には、「即時型反応」と「遅延型反応」の2種類があります。

「即時型反応」とは、虫に刺された後、15分程度で症状(かゆみ・発赤・発疹)が起こること。
一方「遅延型反応」とは、虫に刺されてから1日~2日後に症状が起こることを指します。

虫刺され症状の現れ方と、その虫の正体について見てみましょう。

血を吸う虫

血を吸う虫は、「蚊」「ブヨ(ブユ・ブト)」などが有名です。

血を吸う虫

蚊は細い体で、足が長いところが特徴。

吸血するのはメスであり、卵を発達させるために必要なたんぱく質を得るためと言われています。
痒みや発疹(皮膚がプクっと膨れる)が生じるのは、蚊の唾液がアレルギー反応を起こしているからなのです。

即時型・遅延型、両方の現れ方があります。

ブヨはハエ目カ亜目ブユ科に属しているため、その名の通りハエに似た形態をしており間違えることがあります。

ブヨも蚊と同じようにメスのみが吸血します。
蚊との違いはブヨは皮膚を噛み切って吸血するので、痛み、流血、水ぶくれなどの症状が見られることがあります。

痒みは次第(遅延型)にひどくなり、噛まれたところは腫れあがり、痛みを伴うこともあります。

かみつく虫

かみつく虫は、「ムカデ」などがあげられます。

かみつく虫

ムカデは、触ったものには噛みつく習性があり、噛まれた時には痛みが発生します。
時に噛まれた人の体質で、アナフィラキシーショックを起こすことがあります。

おかしいなと感じたらすぐに診療所に受診しましょう。

刺す虫

厚生労働省人口動態統計によると蜂に刺されたことが原因による死亡者数は、毎年10~20名という報告がされています。

アシナガバチやスズメバチは要注意です。

刺す虫

ミツバチのような小さい体とは違って、大きいものでアシナガバチは2㎝、スズメバチは4㎝になるものもおり攻撃性が高いハチです。

刺されると、強い痛みが走り、刺された部位が赤く腫れあがります。
初めて刺された場合は1日程度で症状は治まりますが、2回目以降はアナフィラキシーショックを起こす可能性があるため、命が危険にさらされてしまうのです。

しかし1回目でも症状がひどい時は受診するようにしましょう。

毛に触ると皮膚炎を起こす虫

毛に触ると皮膚炎を起こす虫

毛がある虫というと、その名の通り「毛虫」です。

全ての毛虫が皮膚炎を起こすのではなく、「ドクガ」など一部の虫が毒を持っているのです。
ドクガに刺されると数分から数時間経った後にチクチクし初め、激しい痒みが襲ってきます。
さらに、麻疹のような発疹が身体に出現します。

そのままにしていても治らず、症状は2~3週間続きます。

虫に刺されたかなと思ったら、することは?

ステップ1

虫に刺されたと気付いたとき、まず何の虫に刺されてしまったのかを確認することが大切です。
それによって対処方法が変わってしまうこともあるからです。

自分の行動を振り返りながら、刺されてすぐの場合は、周りを確認し虫を探してみましょう。

ただし蜂などの危険な虫の場合は、その場から早急に立ち去りましょう。

ステップ2

ステップ2
出典:www.wild1.co.jp

きれいな水で刺された部位を丁寧に洗い流しましょう。

ただし、蜂や毛虫の場合は先に刺された部位にセロハンテープやガムテープなど粘着テープを当てて、毒針や毒毛を取り除いておきます。

蜂の場合は水洗いした後、口で刺された部位の毒を吸いだしましょう。

ステップ3

症状が軽い場合は、外用抗ヒスタミン製剤を使って様子を見ましょう。
ただし蜂や毛虫の場合は、ステロイド外用薬を塗って炎症を鎮めることが必要になります。

それでも症状が治まらず悪化したときは、病院へ行きましょう。

特に蜂に刺されてアナフィラキシーショックを起こしている場合(意識消失、血圧低下など)は、救急車を呼んで病院へ急いでください。

外用抗ヒスタミン製剤の「新レスタミン コーワ軟膏」

外用抗ヒスタミン製剤の「新レスタミン コーワ軟膏」

あとがき

大切なことは痒くてもがまんして掻かないこと!
掻いてしまうと、症状がひどくなることがよくあります。

適切な対処をして、必要であれば医療機関に受診し、早く症状を緩和しましょう。

あとがき

最終更新日: 2016-07-24

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