1. ヘルスケア情報 >
  2. 医療機関・医薬品 >
  3. 耳鼻咽喉科 >
  4. 鼻炎 >
  5. アレルギー性鼻炎 >
  6. アレルギー性鼻炎のレーザー手術による治療とは?

アレルギー性鼻炎のレーザー手術による治療とは?

近年患者数が増えており、発症者の低年齢化も進んでいるアレルギー性鼻炎。 鼻水や鼻づまりなどの症状がつらく、「薬を飲み続けるより手術で治してしまいたい」と考える人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな人のために、アレルギー性鼻炎のレーザー手術とはどのようなものかを解説します。

うつ病(大うつ病性障害) 二次障害の予防法

レーザー手術のしくみ

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー

出典:www.tamajibi.jp

アレルギーとは、体内の免疫システムが本来は身体に害のない物質を異物とみなして過剰にはたらいてしまうことによって起こる反応のことです。

アレルギーを起こす物質をアレルゲンと言います。
アレルゲンが体内に侵入してくると、体内ではそれに対抗するための抗体がつくられ、その抗体とアレルゲンが結びつくとヒスタミンという化学物質が放出されます。

このヒスタミンに粘膜が刺激されることで、鼻がムズムズしたりくしゃみや鼻水が出るというアレルギー性鼻炎の症状が起こるのです。

鼻炎のレーザー手術は、下鼻甲介粘膜という部分をレーザーで焼灼することで鼻粘膜の腫れやむくみを取り、アレルゲンに対して過敏になった粘膜の感受性を下げるという仕組みです。

アレルギー反応が起こる場を減少させるというものです。
また、レーザーでの焼灼による効果は

□鼻腺の減少による鼻水の分泌減少
□神経終末の減少によるくしゃみの抑制
□粘膜の瘢痕収縮による鼻づまりの改善

にもつながります。

どんな手術をするのか

アレルギー性鼻炎のレーザー手術は以下のような流れで行います。

①手術の10分ほど前に、スプレーや麻酔薬の染み込んだガーゼを用いて鼻粘膜の表面麻酔を行う。

②下鼻甲介粘膜を中心に炭酸ガスレーザーを照射する。
両鼻で10分ほどで終わる。

レーザー手術は非常に短時間で終了するもので、入院などは必要ありません。

手術後の注意点は?

手術の後も通常のように仕事をしても大丈夫です。
ただし、以下の点には注意しましょう。

□手術当日は激しい運動や飲酒はしない
□2~3週間後にかさぶたが取れ始めるが、それまでは水泳や飛行機に乗ることは控える
□手術当日はくしゃみが出やすく、その後1~2週間ほどはかさぶた状の鼻水が出やすくなるため適宜鼻をかむ

効果はどのくらい持続する?

アレルギー性鼻炎 効果はどのくらい持続する?

とても簡単で安全に行うことのできるアレルギー性鼻炎のレーザー手術ですが、これは一度行えば永久に症状が出なくなるというものではありません。

この手術による効果の持続期間は個人差がありますが平均で2年ほどです。

また、1回の照射で効果が充分でない場合もあります。
その場合は少し時間をおいて追加照射を行います。

レーザー手術によるアレルギー性鼻炎の治療は、長期の通院が困難な人や副作用や妊娠で薬を使えない人に非常に有効な治療法です。

アレルギー性鼻炎で悩んでいる方は、一度医師に相談してみるのも良いかもしれません。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
アレルギー性鼻炎

記事に関するお問い合わせ

「アレルギー性鼻炎」に関するキーワード

キーワードから記事を探す

人気の記事

ドクトルで人気の記事を集めました

人気のキーワード

今ドクトルで話題の病気の原因・検査方法・治療方法・予防方法を集めました。