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うつ病の治療に電気ショック!効果はあるの?

うつ病で悩まれているみなさん、身近にうつ病で悩んでいる方がいるみなさん。うつ病の治療は内服薬やカウンセリングだけではないということをご存知でしょうか。今うつ病に電気治療が注目されています。安全なのか?効果はあるのか?その疑問を解消していきましょう。

電気治療の効果はあるのか?

うつ病(大うつ病性障害) 電気治療の効果はあるのか?

電気治療は世間では電気ショックと言われておりますが、正式には電気痙攣療法(ECT)になります。

効果があるのかないのかという結論を先に述べると、効果はあり、滋賀医科大学は電気治療により約8~9割の患者に改善が見られたと発表しています。

しかしなぜ効果があるのかということについては、現代の医学では明らかになっていません。

近年、うつ病に対する修正型電気けいれん療法(mECT)の有用性は見直されてきています。
新規抗うつ薬による寛解率は60-70%程度であり、薬剤治療抵抗性と判断された患者さんに対してもmECTは80-90%以上の効果があるのがその理由の1つです。

引用元: www.shiga-med.ac.jp

電気痙攣療法の方法

うつ病(大うつ病性障害) 電気痙攣療法の方法
出典:ameblo.jp

治療を受ける人は麻酔と筋弛緩薬を使用するため、苦痛はほとんどありません。

麻酔、筋弛緩薬を注入し、こめかみに電極を装着します。
後は電流を流すだけで終わりです。

電流を流すと全身が硬直し痙攣が始まりますが、電気を流すのは短時間なためあっという間に治療が終わり、痙攣時間も40~60秒と短い時間に収まっています。

痙攣が治まると回復室に異動し、呼吸、血圧に異常がなければ電気痙攣療法の治療前と同等の活動ができるようになります。

この治療は一度だけではなく、患者の体調に合わせながら週に2~3回行われます。
効果が出るまで治療は継続されますが、最大15回として、15回行っても効果が表れない場合は、電気痙攣療法は無効と扱われます。

効果のメカニズムはわかってはいませんが、これによりうつ病や統合失調症の方は症状が楽になっていることは事実です。

副作用はあるの?

電気痙攣療法の主な副作用はめまい、頭痛、筋肉痛、嘔吐、恐怖感、錯乱になりますが、これらはほとんど一時できなもので数時間後には解消されます。

他には、手術前後の記憶の喪失が10人に1人の割合で起こりますが、これも数週間で回復していきます。

電気をうけること自体に重い副作用はありませんが、全身麻酔の副作用には危険なものもあります。
深刻な副作用が起きると死亡する場合もあります。

しかしこれは5万回に1回程度確率で、出産に伴う死亡の危険性の確率より低いもので、治療の際にはきちんと麻酔医師が立ち会い、適時必要な対応が行われます。

さらなる治療の最前線「経頭蓋磁気刺激療法」

うつ病(大うつ病性障害) さらなる治療の最前線「経頭蓋磁気刺激療法」
出典:utu-yobo.com

うつ病の治療としては薬物療法、カウンセリングなどがメジャーになります。
そして電気痙攣療法も安全性が高い治療方法になりました。

しかし近年ではさらに身体への負担が少ない治療方法も出てきました。
それは経頭蓋磁気刺激療法(TMS)というものです。

この方法であれば麻酔も必要なければ、痙攣も起きません。
そして効果は電気痙攣療法と同等と言われています。

うつ病時の脳は、健康な脳より血流代謝が低下していることが分かっています。
この血流を活性化させるため、磁気で脳に働きかけ低下した機能を元に戻していきます。

薬物治療や電気痙攣治療に比べても副作用が少なく、安全性が高いとされています。

現在が導入している病院は少ないため、検討したい方は前もって病院に相談してみましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
うつ病(大うつ病性障害) 統合失調症

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