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水いぼが出来た!どう対策したら良い?うつさないための配慮も大切

お子さんのプールが始まる季節になりましたね。そんな時期にあの小さなポツポツの水いぼが出来てしまったら、どう対処したら良いのでしょうか?そして、心配なのは他の人にうつしてしまわないかです。 水いぼになった場合は、どのような対策・配慮が必要なのかをご紹介いたします。

水いぼってどういう病気なの?

みずいぼ(伝染性軟属腫) 水いぼってどういう病気なの?

水いぼは正式名称で「伝染性軟属種」(でんせんせいぞくなんしゅ)と呼ばれ、ポックスウイルス科のウィルスが皮膚について増えた良性のいぼのことです。

春から秋にかけて流行し、いぼが潰れた状態で皮膚と皮膚との接触があるとウィルスがうつることがあります。
水いぼ自体の感染力は強くないのですが、アトピーや乾燥などで皮膚に傷が出来てバリアー機能が弱っている場合に、罹患しやすいと言われています。

子供に多い病気です。
水いぼになっても健康状態には特に影響はありません。

水いぼの対策法とは?

一度なったら大変と思う方もいらっしゃる方もいると思いますが、水いぼは1年以内に治る場合が多く、1度感染すると再度罹ることはないと言われています。
ウイルス性のため抗体ができ次第完治し、また二度と発症しません。

そのため多くの皮膚科では積極的な治療は勧めていませんし、具体的に治療のためしなければならないことはありません。

治療を希望する場合には、穴の開いた専用のピンセットで白い芯の部分をむしりとり抗生物質の軟膏を塗布するという治療方法、液体窒素で凍結させるという方法が主に選択されます。

痛みを伴うため、麻酔シートを貼り、痛みを感じないようにしてから処置を行うという方法もあります。

プールは入れるの?

みずいぼ(伝染性軟属腫) プールは入れるの?

水いぼになった際、皮膚科でとても多い質問が「プールに入っても大丈夫なのか」という質問だそうです。
日本小児皮膚科学会では、次のように提示しています。

4) 伝染性軟属腫(みずいぼ)

 幼児・小児によく生じ、放っておいても自然に治ることもありますが、それまでには長期間を要するため、周囲の小児に感染することを考慮して治療します。

 プールなどの肌の触れ合う場ではタオルや水着、ビート板や浮き輪の共用を控えるなどの配慮が必要です。
この疾患のために、学校を休む必要はありません。

引用元: jspd.umin.jp

配慮は必要であるが、プールは禁止ではないということですね。
しかし学校や施設によっては、水いぼのひとのプールの使用に制限をかけている場合があります。
その場合は、受診の際に医師からプールは問題ないと言われたことや、治療中であることなどを伝えてみましょう。
施設ごとの取り決めは、医師の判断と反する場合もあるため必ず確認をとるようにしましょう。

水いぼをうつさないための配慮

では、水いぼをうつさないための配慮について具体的に、見ていきましょう。

傷を掻きむしらない

みずいぼ(伝染性軟属腫) 傷を掻きむしらない
出典:simplenewz.com

水いぼは、潰れていない状態ではウィルスが中に閉じこもっているため、感染力はありません。

掻きむしって傷になるとウィルスの入った汁が外にでてしまいます。
その状態で誰かの皮膚と接触すると感染させてしまう可能性があります。

この水いぼ自体には、痒みはありません。
しかし水いぼに感染してしまう皮膚というのは、乾燥している場合が多いです。
乾燥からくる痒みを防ぐために、水いぼ周囲の乾燥部位は、保湿する必要があります。

皮膚科で治療を受けている場合は、皮膚がカサカサの場合は保湿するための軟膏も処方されますので、指示に従って塗布するようにしましょう。
皮膚の乾燥を予防することは、自分自身に水いぼが広がらないようにするためにも非常に有効です。

アトピー性皮膚炎の場合は、治療に通うようにしましょう。

水いぼの皮膚を出さない

みずいぼ(伝染性軟属腫) 水いぼの皮膚を出さない
出典:d-life.co.jp

水いぼが出来ている部位は、出来るだけ露出しないようにしましょう。

子供同士の場合、プールでなくとも普段の生活の遊びの中で皮膚と皮膚が接触する機会がとても多いです。
中が蒸れてかゆくならない程度の薄手の服で覆うようにしましょう。

皮膚に直接触れる物を共用しない

みずいぼ(伝染性軟属腫) 皮膚に直接触れる物を共用しない

日本小児皮膚科学会でも述べられているように、直接皮膚に触れるようなものは共用しないようにしましょう。

・プールの場合
タオル・水着・ビート板・浮輪

・お風呂の場合
体を洗う道具(スポンジなど)

・その他
着ていた上着を貸したりしない

その他にも、水いぼの傷に触れたものは、人に貸さないように心がけることが必要です。
小さなお子さんで自分で気を付けることが難しい場合は、親が気を付けてみてあげたり、先生に伝えるようにしましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
みずいぼ(伝染性軟属腫) アトピー性皮膚炎

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