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その歯痛、もしかして鼻炎が原因?副鼻腔炎の症状と治療法とは

虫歯でもないのに歯が痛む。そんな経験はありませんか? もしかしたら、その歯痛の原因は鼻炎かもしれません。 今回は、鼻炎でありながら歯痛を引き起こすこともある副鼻腔炎についてご紹介します。

鼻炎で歯が痛くなる?

私たちの鼻のまわりには上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞という空洞があり、それらをまとめて「副鼻腔」といいます。
これらの副鼻腔は細い管で鼻腔とつながっていますが、風邪アレルギー性鼻炎などといった様々な原因によって粘膜が腫れ、その管をふさいでしまうことがあります。

すると、副鼻腔の中にウイルスや細菌などが膿として溜まってしまいます。
この状態を副鼻腔炎といい、これが慢性化したものを蓄膿症といいます。

では、なぜこの副鼻腔炎で歯が痛くなるのでしょうか?

副鼻腔炎で歯痛が起こる理由

副鼻腔の一つ「上顎洞」は頬骨の下あたりにあり、ちょうどこの近くは上の奥歯の根の先が位置している場所とも一致します。
そのため、この上顎洞に炎症が起こっているときには近くにある歯まで痛くなることがあるのです。

蓄膿症(慢性副鼻腔炎) 副鼻腔炎で歯痛が起こる理由
出典:fukubikuuen.org

虫歯の痛みと副鼻腔炎による歯痛の違い

では虫歯と副鼻腔炎で歯痛にはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

虫歯が原因の歯の痛み

蓄膿症(慢性副鼻腔炎) 虫歯が原因の歯の痛み

歯痛に次のような特徴がある場合は、その原因は鼻炎ではなく虫歯などである可能性が高くなります。
□冷たいものや熱いものを口にするとしみる
□自分でどの歯が痛いのか特定できる

副鼻腔炎が原因の歯の痛み

副鼻腔炎による歯痛には次のような特徴があります。
□何もしていないのに激しく痛む
□左右どちらかの上の奥歯が痛む
□1本だけでなく、2~3本の歯が同時に痛む
□噛むと痛む
□歩いたり動いたりすると痛む
□歯の根の先に圧力がかかり、歯が浮いたように感じる

また、副鼻腔炎の場合は歯痛以外にも次のような症状が見られます。
頭痛
□眼の奥の痛みや違和感
□鼻づまり
口臭

以上がそれぞれの歯痛の特徴です。
ただし、実際に歯痛の原因が虫歯なのか副鼻腔炎なのかを自分で判断することは難しいため、きちんと確認するためにはレントゲンを撮る必要があります。

副鼻腔炎による歯痛を治療するには

歯痛が副鼻腔炎によるものの場合は、その原因となっている副鼻腔炎を根本的に治療する必要があります。
治療方法として一般的に用いられるのは抗生物質です。
たいていの場合は抗生物質を1カ月ほど服用して炎症をなくせば歯痛もおさまります。
また、副鼻腔炎の原因が虫歯であることもあります。
その場合も抗生物質を服用しながら原因となっている歯の治療を行います。
ただし副鼻腔に膿が溜まりすぎて重症化してしまったら、副鼻腔に穴をあけて中を洗うといった手術が必要になります。

歯痛の原因が虫歯でも副鼻腔炎でも、早めの処置が大切です。
まずは歯に痛みを感じたら早めに病院に行ってその原因をつきとめることをおすすめします。

蓄膿症(慢性副鼻腔炎) 副鼻腔炎による歯痛を治療するには

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
蓄膿症(慢性副鼻腔炎) 鼻炎 アレルギー性鼻炎 う歯(虫歯) 口臭

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