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歯ぎしりって治るの!? 歯ぎしりの原因と治療法

歯ぎしりとは、気づかないうちに上下の歯を噛みしめたり、食いしばったりといった状態がみられることです。 無意識のうちにやってしまう歯ぎしりは、進行すると歯が大きなダメージを与えたり、あごの関節に障害が出るケースもあるといいます。 ここでは、歯ぎしりの原因や治療法について詳しく、そして分かりやすくご紹介していきます。

そもそも歯ぎしりとはどんな状態なのか?

歯ぎしり そもそも歯ぎしりとはどんな状態なのか?
出典:www.freepik.com

無意識に噛み締めている状態は体への影響も大きい

歯ぎしりに悩んでいませんか?
あるいはご自分のまわりに歯ぎしりを気にしている方がいるかもしれません。

歯ぎしりは「何かに集中するとき上下の歯が接触している」「寝ているときなどに上下の歯をつよく嚙みしめたり、こすり合わせたりする」といった状態が無意識のうちに起こってしまうことを言います。

この状態が長く続くと、歯やあごといった口まわりの影響ばかりでなく、頭痛や肩こりなどの原因にもなるといわれています。
原因がわからない頭痛や肩こりが、この歯ぎしり、食いしばりといった状態を改善させることで解消されるケースも少なくないのです。

歯ぎしりがおこる原因って!?

歯ぎしりの原因はさまざま

歯ぎしりが起こる原因は、噛む動作に関わるあごの筋肉が過剰に緊張してしまうからと言われています。
しかし、なぜ歯ぎしりをしてしまうのでしょうか。

それにはさまざまな原因が重なって起こると考えられています。
ただ「これが原因だ」と断言できるまでに解明されていないのが現状です。

ここでは現在「歯ぎしりの原因ではないか」と考えられているものについていくつかご紹介したいと思います。

精神的なストレス

歯ぎしりの原因として関連が深いと考えられているのが、精神的なストレスです。
お仕事や家庭に問題があり心に大きな不安や負担がかかると、ストレスを発散させるために歯ぎしりをしてしまうのです。

噛み合わせが悪い

以前は噛み合わせが悪いことが、歯ぎしりをおこす主な原因だと考えらていました。
しかし現在は噛み合わせのトラブルが直接歯ぎしりを起こすとは限らないと考えられるようになってきています。

噛み合わせの不良はあごの状態などに影響し、それが結果的に歯ぎしりをおこす可能性があるということにとどまっています。
つまり、間接的な問題だというのが現在の見解です。

嗜好品との関連もある!?

歯ぎしり 嗜好品との関連もある!?

この点はまだ科学的な証明が示されていませんが、アルコール、タバコ、カフェインなどの摂取が歯ぎしりに関係していると考えられています。

睡眠時無呼吸症候群との関係が注目されている

近年、歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群という病気との関連性が指摘されるようになっています。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っているときに呼吸が止まってしまう症状のことです。

生活習慣病、運転中の事故、突然死との関連が指摘され、侮れない病気のひとつです。
歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群は深い関係があると指摘する研究報告も多く、歯科の領域をこえた治療の必要性が指摘されるようになりつつあります。

歯ぎしりを放置しておくとどうなるの?

歯が壊れてしまう

歯ぎしりを放置すると歯そのものがすり減ったり、割れてしまうこともあります。
さらに歯を支える基盤となる歯槽骨(しそうこつ)やそのまわりの組織にもダメージが広がり、歯が根の部分から折れてしまうケースもあります。

あご関節のトラブル

顎関節症という病気をご存知でしょうか。
口をあけるとカクカクと音がしたり、ひどい場合は口の開け閉めができなくなってしまいます。
この顎関節症の原因として「歯ぎしり」があると考えられています。

顎関節症になると治療も長くかかるだけでなく、食事などのライフスタイルへも大きな支障が出ることになります。

歯ぎしりの治療法

歯ぎしり 歯ぎしりの治療法
出典:jp.pinterest.com

近年、歯ぎしりの治療はさまざまなものが考えられています。
しかしまだ研究段階のものも多いため、ここでは代表的な治療法について3つご紹介します。

専用のマウスピースを使う

スプリント治療ともいわれます。
自分専用のマウスピースをつくり、歯やあごにかかる負担を軽くするのが目的です。
まずは夜間の利用からはじめ、改善効果が少ないようであれば日中にも装着するようにすすめられることもあります。

薬による治療

筋肉の緊張を和らげる薬が用いられることもあります。
ただし薬の使用は副作用の心配もあることから、状態がひどい場合に短期的な治療として服用することが一般的です。

薬による治療で症状がある程度安定してきたら、基本のマウスピースによる治療に切り替えます。

噛み合わせの治療

噛み合わせの問題は間接的に歯ぎしりの原因となっているといわれています。
そのためマウスピースの治療で一定の効果が見られたら、噛み合わせの状態を適切にするための治療などがおこなわれることもあります。

さいごに

歯ぎしり さいごに
出典:www.freepik.com

以上、歯ぎしりの原因と治療に関してのご紹介でした。
歯ぎしりは初期の段階であれば大きな問題になることはありませんが、放置すると歯やその周囲に強く影響することもあります。
早めに歯医者さんに行き、適切な処置を指導してもらいましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
歯ぎしり 睡眠時無呼吸症候群 う歯(虫歯) ストレス 顎関節症

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