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男性の更年期障害!その症状と治療法・対策は?

最近では男性にも更年期障害があるということを耳にしますが、いったいどんな症状なのでしょうか? 病院ではどんな治療をするのでしょうか? また自分でできる対策があれば知りたいですよね。 今回はそんな情報をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

男性の更年期障害ってどんな症状?

更年期障害 男性の更年期障害ってどんな症状?

身体症状

・暑くもないのによく汗をかいたり、体が火照って熱くなる。

頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状がある。

・疲れやすく動悸や息切れがする。

・体の節々がよく痛くなり、長時間歩くと膝や腰が痛くなる。

・太りやすくなった。

・ひげの伸び方が遅くなった。

・吐き気や胸の痛みを感じることがある。

精神症状

・イライラすることが多くなった。

・1日中憂うつな気分が続いたり、自傷行為や死を考えることがある。

・食欲がなくなった、または極端に食欲が増した。

・寝つきが悪く、夜中によく目が覚めたり朝早くに目覚めすぎる。

・集中力がなく、物忘れが多くなった。

・何に対しても無気力になってしまい、今まで楽しみにしていた趣味やスポーツも億劫になった。

性機能低下症状

・勃起している時間が短く、性交渉中、最後まで勃起を維持できない

・性欲とセックスの喜びが低下した。

・朝立ちの回数が減った。

・尿の回数が増え、夜中にも目が覚める。

原因は?

男性の更年期障害の主な原因は男性ホルモンであるテストステロンの減少だと言われていて、「LOH症候群」とも言われています。

男性ホルモンは20代で最も多く年齢と共に減少していきますが、このホルモンは性機能だけではなく、骨や筋肉を作ったり認知機能にも関わっているため、性機能だけではなく身体症状や精神症状にも影響を与えるのです。

また男性ホルモンの減少はストレスにも深く関わっていて、長時間のストレスが続くと脳が精巣に男性ホルモンを出す命令を出さなくなり、男性ホルモンが減少してしまいます。

どんな治療をするの?

ホルモン補充療法

この治療法は減少しているテストステロンを補充する治療法で、日本では主に注射と外用薬が多く利用されています。

注射は1~4週間おきに筋肉注射を行い、多くの場合3~4ヶ月後には効果が見られ、1年後には元気な時テストステロン値の5割~9割のレベルまで回復します。

ただし多血症や前立腺がんの悪化などの副作用が見られるがあったり、精子の減少などの副作用もあるので医師とよく相談することが必要です。

外用薬は皮膚から吸収させるクリームタイプで、1日に1~2回皮膚の柔らかい場所に塗ります。

毎日少しずつ塗るのでテストステロンの濃度が急変せず、緩やかな効果が期待されますが、十分な効果は期待できないかもしれません。

漢方薬

漢方薬は症状によって適切に処方してもらうことで副作用も少なく安心して治療することができるので、副作用が気になる方にはオススメです。

例えば

「六味丸(ろくみがん)」手足のほてりなどの症状が診られる場合に処方されます。

「八味地黄丸(はちみじおうがん)」冷えの症状が診られる場合に処方されます。

「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」冷えの症状がさらに強く、下肢のむくみや肌の乾燥などが診られる場合に処方されます。

「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」メタボ気味の体型で多忙・過労・ストレス過剰でイライラしている場合に処方されます。

「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」クヨクヨ悩む傾向のある場合に処方されます。

「抑肝散(よくかんさん)」爆発的なイライラに効果的で、常用はもちろんイライラした時の頓服としても即効性があります。

「加味帰脾湯(かみきひとう)」クヨクヨ考え、不安で不眠傾向がある人に効果的です。

「酸棗仁湯(さんそにんとう)」不眠のために疲労が進み、睡眠と覚醒のリズムが狂った場合に処方されます。

自分でできる対策は?

更年期障害 自分でできる対策は?

食生活

バランスのとれた食事はもちろんですが、脳細胞を活発にするDHAを多く含むサバやイワシなどの青魚や、滋養強壮効果が高くストレス緩和や疲労回復効果もあるムチンを多く含む納豆・オクラ・山芋などの「ネバネバ食品」が効果的です。

運動

男性ホルモンは運動することで活発に分泌されるようになります。

どんな運動でも構いません、とにかく体を動かすという習慣をつけてください。

睡眠

男性ホルモンは、夜眠っている間に分泌されます。

早寝早起きの習慣をつけて、ぐっすりと質の良い睡眠を取るように心がけてください。

ストレス

ストレスをためると脳が男性ホルモンの分泌する命令を出さなくなります。

ストレスをためないように意識して気分転換を図るように心がけてください。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
更年期障害 ストレス

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