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40代のうつ病は危険! こんな症状、見逃していませんか?

働き盛りといわれる40代。 仕事でもプライベートでも超多忙で、ゆっくり休む時間も自分と向き合う時間もありません。 疲労やストレスが蓄積して、知らず知らずのうちにうつ病へ近づいているかもしれません。 ここでは40代のうつ病の原因と症状をご説明します。

40代に多いうつ病の原因とは

40代は責任ある役職に就いたり、子どもの独立や親の介護など、次々に訪れる環境の変化が大きなストレスになっていることもあります。

自分では気付かないうちにそのストレスが心身に過剰な負担をかけているのかも知れません。

自分を取り巻く環境が変化し始める

職場では責任あるポジションを任され、住んでいる地域でも「○○委員」などといった名の付くポストに座らざるを得なくなるのが40代。

プライベートでは大学や高校進学で子どもにお金がかかる時期。
もしくは独立し始める場合も少なくないでしょう。
子どもの世話からやっと一息つけると思う人もいれば、上手く子離れ出来ずに孤立感・孤独感を味わう人もいます。

しかし環境の変化はそれだけでは終わりません。
今度は年老いた親の面倒や介護の問題と直面します。

うつ病の原因はひとつとは限りません

40代のうつ病は、

・仕事や地域での責任ある役職への就任
・子どもの独立
・親の介護

それに加え、

・やる気はあるのに、体力が付いていかないもどかしさ
・更年期に入り、心身ともに不安定

などが重なることが原因とされています。
また近親者や知人の闘病・死といった知らせも、落ち込みや無気力・絶望感を誘発し、うつ病発症の原因となることもあります。

うつ病の初期症状、見逃していませんか?

うつ病の初期症状は意外と気付きにくいもの。
40代になったら体だけではなく「心の疲れ」にも気を付ける必要があります。

「自分は大丈夫」と過信している人ほど、うつ病のリスクが高くなる可能性も指摘されています。

うつ病(大うつ病性障害) うつ病の初期症状、見逃していませんか?

スルーしないで! それってうつ病の初期症状かも…

うつ病の初期症状は次の通り。

・眠れない、眠りが浅い
・食欲が落ちる
・疲れが取れず、倦怠感が続く
・集中力や意欲が低下傾向
・好きなことに対してもやる気が起きない

「ちょっと疲れが取れないな」と感じた時、それは既にうつ病の初期症状かも知れません。
体の健康診断を定期的に行なうように、本来は心の健康診断だって必要。
40代になったら、かかりつけのメンタルクリニックを見付けておくといいでしょう。

知っておきたい うつ病になりやすいタイプ

うつ病になりやすいタイプは次の通りです。

・まじめ
・几帳面
・完璧主義
・仕事熱心
・責任感が人一倍強い
・人間関係に敏感

何事に対しても一生懸命な人ほど、うつ病を発症しやすいことが分かります。

「手を抜く」「しっかり休む」「ストレスを溜めない」

うつ病予防には、そんな姿勢も必要です。
こうでなきゃダメ、という固定観念を捨てる勇気も持ちましょう。

うつ病を重症化させないために必要なこと

うつ病を重症化させないためには「疲れやストレスを溜めないこと」「体調不良を放置しないこと」が大切。

少しおかしいなと思ったことでも見過ごさないことが必要です。
うつ病は重症化すると治療にも時間を要するので、早めに専門医に診てもらうように心がけましょう。

うつ病(大うつ病性障害) うつ病を重症化させないために必要なこと

こんな症状は要注意!うつ病が重症化しているかも

うつ病が重症化すると、こんな症状が表れます。

・不眠、食欲不振になる
・意欲の減退が強くなり、仕事や家事が手につかない
・朝、起きることが出来なくなる
・口数が減り、記憶力が低下
・感情の起伏が激しくなる
・自殺願望が強くなったり、自傷行為を繰り返す
・すべてにおいてネガティブで、将来に対しても悲観的

ここまで来ると入院の必要もあり得ます。
治療も長期に渡る可能性が強いので、休職・退職といったケースになることも少なくありません。

自分と向き合う、周囲の人の声を聴く

うつ病を重症化させないためには、日頃から自分の心身と向き合う姿勢が大切。
「おかしいな」と思ったら、早めに周りの人や専門医に相談するようにしましょう。

また自分では気が付かなくても、周囲の人がその変化に気付くこともあります。
「自分は大丈夫」と一蹴してしまうのではなく、改めて自分を見つめ直す必要があります。
人の意見に素直に耳を傾けることも、うつ病を重症化させないための大事なポイントです。

うつ病?それとも更年期障害? その関係性とは

閉経前後10年の間に起きやすいと言われる更年期障害
この更年期障害の症状が原因でうつ病になる人が少なくありません。

なかなか治らない更年期の不快な症状。
それに対してイライラや不安、憂鬱感を覚え、メンタル面がひどく落ち込むこともあります。

更年期の治療をしても、心のバランスの乱れが治らなければ、うつ病を疑いましょう。

うつ病(大うつ病性障害) うつ病?それとも更年期障害? その関係性とは

更年期障害ってどんなもの?

更年期は女性だけのものと思われがちですが、実は男性にも訪れます。
個人差はありますが40代半ばから50代にかけて多いと言われています。

・女性の場合は女性ホルモン「エストロゲン」
・男性の場合は男性ホルモン「テストステロン」

これらのホルモン分泌量が大きく低下することが更年期障害の原因です。
その症状は不眠、倦怠感、多汗、ホットフラッシュ、頭痛、めまい、動悸、性欲減退、イライラ、不安、落ち込みなど、いわゆる不定愁訴と言われる状態が続きます。
うつ病の症状とも良く似ていることが分かりますよね。

良く似ている「うつ病」と「更年期障害」

こういった更年期の症状で悩まされている上に、日頃のストレスが上手く発散出来ずにためこむと、自律神経のバランスも乱れ、心身の不調の悪循環に陥ってしまいます。
女性の場合は婦人科、男性の場合は男性更年期外来や泌尿器科で更年期障害の症状を軽減する治療を行ないましょう。

それでも心身の不調が改善されない場合はうつ病の可能性も考慮し、メンタルクリニックを受診してみることをおすすめします。

40代は仕事やプライベートで最も多忙な時期。
だからこそ自分の体と心にしっかり向き合い、少しの不調も放置しないことが重要です。

うつ病は適切な治療を受けることが必要です

うつ病(大うつ病性障害) うつ病は適切な治療を受けることが必要です

以前は「サボり病」「甘え病」などと言われたうつ病ですが、決してそうではありません。

うつ病になりやすい性質や周囲の環境によるストレスもありますが、脳の血流や代謝が悪くなったり、脳の神経伝達物質が減少することにより発症すると言われています。

気持ちや気力の問題で治るものではなく、きちんと医療機関を受診して適切な治療をすることが必要です。

最終更新日: 2016-08-16

タグ:
うつ病(大うつ病性障害) 更年期障害 ストレス

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