1. ヘルスケア情報 >
  2. 病気・症状 >
  3. 歯や口の病気・症状 >
  4. 歯周病 >
  5. 歯周病予防に薬が有効?その効果について

歯周病予防に薬が有効?その効果について

歯周病は徐々に進行していく歯と歯茎の病気になります。年齢を重ねるとともに、歯が抜ける原因になったり、食べ物がおいしく食べられなくなることもあります。では普段からお薬で予防はできるのでしょうか。その効果を合わせてまとめました。

歯周病予防に薬は有効なのか?

歯周病 歯周病予防に薬は有効なのか?

歯周病を予防するためには一番欠かせないのは、原因菌を増やさないためにきちんと歯垢の除去を行うことです。
それには毎日の歯磨きはもちろんのこと、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切になります。

病院で処方される薬は基本的に歯周病が発症したときに治療として用いられますが、歯周病予防をより確かにする目的を持つ市販薬は多く販売されています。

歯周病予防が期待できる薬、歯磨き粉、マウスウォッシュには、歯周病の症状である歯茎の出血や腫れを緩和させるための成分が含まれています。

そういったものは予防に有効ではありますが、日々の歯磨きがおろそかになってしまうと、十分な効果は期待できません。

歯磨きを十分に行い、補助的なものとして使用することをおすすめします。

歯周病を予防する薬について

現在ドラッグストアやスーパーなどで、歯周病対策歯磨きやマウスウォッシュなどといった製品が並んでいます。
いくつか代表的なところをご紹介します。

佐藤製薬アセスシリーズ

歯周病 佐藤製薬アセスシリーズ
出典:www.acess.jp

アセスは歯磨き粉の中でも医薬品に指定されている数少ない製品です。

実際の臨床試験結果でも、歯肉炎に対して85.5%もの有効率が出ており、無効分を含めた全体の約半数にあたる49.3%で最も効果のある著効との結果が出ました。

歯槽膿漏に対しても66.7%もの有効率が出ています。

アセス

アセス

2,037円

普段の歯周病対策歯磨きとして第3類医薬品として認められているものになります。
カミツレチンキ、ラタニアチンキ、ミルラチンキといった歯肉炎の原因菌に対して抗菌作用があり、研磨剤を含んでおらず、歯周ポケットに歯石の元を残させないといった特徴があります。

サイトで購入
アセスE

アセスE

1,296円

こちらはビタミンEを配合しています。
ビタミンEの血行を促進させる働きが、健康的な歯茎に近づけさせます。

サイトで購入

サンスターGUM(ガム)シリーズ

歯周病 サンスターGUM(ガム)シリーズ
出典:jp.sunstar.com

歯磨き粉やデンタルリンスの他、歯ブラシや歯間ブラシなどといった用具も販売しており、歯周病対策に総合的に取り組んでいるブランドになります。

GUMデンタルペーストAC

GUMデンタルペーストAC

810円

歯茎の腫れ、出血を防ぐβグリチルレチン酸や歯茎の血行を促進させるビタミンE、歯茎を活性化させるビタミンB6などが含まれています。
歯周病による腫れや出血を防いでいきます。

サイトで購入
GUMデンタルリンス

GUMデンタルリンス

864円

歯磨きが歯周病予防の基本となりますが、歯周病菌の残骸が残っていても、病原性を保っていると言われ、歯周病を起こすとも考えられています。
口に含み30秒ほど口をゆすぐことで、塩酸ベンザルコニウム、塩化セチルビリジニウムによって菌を抑え、歯周病菌の残骸を取り除いてくれます。
日常の歯磨きとともに使っていくことで、より効果が望めると考えられます。
ただしエタノール等が含まれているので、刺激物に弱い方にはおすすめできません。

サイトで購入

ジョンソン・アンド・ジョンソン リステリンシリーズ

歯周病 ジョンソンアンドジョンソン リステリンシリーズ

19世紀、イギリスで誕生した外科手術用の消毒薬がルーツとなります。
マウスウォッシュとしては大変古い歴史があります。

薬用リステリントータルケア(1000ml)

薬用リステリントータルケア(1000ml)

776円

ユーカリからの自然成分で、強い殺菌・防腐作用を持つ1,8-シネオールが配合されています。
歯磨きの後に口をゆすぐことで、歯の表面についた細菌を殺菌します。
口臭、ネバつきを抑え、歯石がつくのを防いでくれます。
ただし、歯茎が腫れている方や刺激物に弱い方はエタノールなどが含まれますのでおすすめできません。

サイトで購入
薬用リステリントータルケアゼロ(1000ml)

薬用リステリントータルケアゼロ(1000ml)

780円

先ほどのリステリントータルケアと比べ、低刺激・ノンアルコールタイプとなります。
薬用成分が変わりません。
刺激物が苦手な方はこうした低刺激・ノンアルコールタイプを選ぶといいでしょう。

サイトで購入

さてここまで、歯周病を予防するためのお薬などをご紹介しましたが、前述のとおりお薬だけに頼って、日々のケアを怠っては意味を成さなくなります。
あくまで予防の一手段として活用することが望ましいです。

歯磨きと一緒にやっておきたいこと

歯周病 歯磨きと一緒にやっておきたいこと
出典:hanoblog.com

歯ブラシを使った歯磨きでは、どんなに工夫しても歯と歯の隙間を磨くことはなかなか困難だったりします。

また、奥歯の親知らずなど歯が埋もれてしまっているところも、食べかすが溜まりやすく、そこに菌が増殖して炎症をおこすことも考えられます。

歯間ブラシ

L字型

L字型

出典:hanoblog.com

歯磨きの時に歯間ブラシを使うことで、歯と歯の隙間に残った歯垢や食べかすなどを掻きだすことができます。

歯並びは個人差が大きく、上顎と下顎や、前歯や奥歯などによって、隙間が別々の場合もありますので、歯間ブラシを選ぶ際はサイズに注意が必要です。

サイズが大きすぎると、中の針金が歯茎に当たりキズを付けてしまい、逆に小さすぎるとうまく歯垢をかき出すことができないことがあります。

I字型

I字型

出典:hanoblog.com

また歯間ブラシもL字型やまっすぐのもの、ブラシが硬いもの柔らかいものがあります。

特に奥歯の歯と歯の間に入れやすく、自分が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

歯周病 歯間ブラシ
出典:hanoblog.com

例えばまっすぐの歯間ブラシですと、先端をおよそ90度ほど曲げて使います。

そして歯と歯の根本に直角に入れるようにします。
うまく入らなかったり、無理やり入れようとすると歯間ブラシの針金が折れることがあります。

鏡を見ながら方向を間違えないように気をつけながら、歯に添わせて5回程度動かしていきましょう。

はじめはブラシに血がつくことがあるかもしれませんが、2週間ほど毎日続けることで、歯茎が引き締まり、出血や口臭も改善されていきます。

毎日の生活で気をつけたいこと

歯周病を予防する上で、日常生活の中で幾つか気をつけなければならないことがあります。

喫煙を控える

歯周病 喫煙を控える

タバコの煙が最初に通過する口は、喫煙の影響を一番受けやすいです。
タバコの煙に含まれるニコチンなどの有害物質によって、末梢血管が収縮され、症状が進行しても歯茎から出血しないことになり、歯周病に気づくのが遅れてしまいます。

できれば禁煙が望ましいですが、ヘビースモーカーの方は本数を減らすよう努めることをおすすめします。

食事はよく噛んで

歯周病 食事はよく噛んで
出典:www.kma.jp

仕事が忙しい人になると、ついつい食事を手短に済ませがちかと思います。
しかし、こうした「早食い」は歯周病予防といった観点からあまり好ましくありません。

というのも、お口の中のだ液には殺菌成分があり、よく噛むことでだ液の分泌が促されるためです。

よく急いで食べると、飲み込みがうまくいかないことがありませんか?それは食べ物を丸呑みしようとするため、だ液が食物に吸い取られてしまうからです。

なかなか忙しい現代人にとって厳しいかもしれませんが、出来る限りゆっくりよく噛んで食事をするよう心がけましょう。

できれば毎食後、歯磨きを

歯周病 できれば毎食後、歯磨きを

食事をした後の口は、細菌にとって栄養がたくさんある状態です。
そういった状態では菌の活動が活発になりますので、歯磨きをして除去するのが一番理想的と言えます。

しかし、なかなか食後の歯磨きの時間を確保するのが難しいという場合は、夜寝る前や朝起きたときだけでもしっかりと時間を掛けて丁寧に行いましょう。

夜寝ている間は、殺菌成分があるだ液の分泌が少なくなります。
そのため、菌が繁殖しやすくなり、朝起きた時の口臭やネバつきを感じることがあります。

歯間ブラシを毎度毎度使う時間が無い場合も、朝起きた時や夜寝る前に使うようにしましょう。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
歯周病 口臭

記事に関するお問い合わせ

「歯や口の病気・症状」に関する記事

歯や口の病気・症状の記事は他にも多数!

ドライマウスの治療方法とは?唾液腺マッサージやガムも効果的!
ドライマウスの治療方法とは?唾液腺マッサージやガムも効果的!
歯がしみる…つらい知覚過敏の原因とは?毎日の歯磨きが原因になっているかも
歯がしみる…つらい知覚過敏の原因とは?毎日の歯磨きが原因になっているかも
喉が痛い時おすすめの薬は?【ロキソニン】【サワシリン】について解説
喉が痛い時おすすめの薬は?【ロキソニン】【サワシリン】について解説
ヘルパンギーナも引き起こす夏風邪ウイルスの正体とは?
ヘルパンギーナも引き起こす夏風邪ウイルスの正体とは?
【画像付き】北海道や東北に多いベーチェット病!遺伝するの?症状と予後のまとめ
【画像付き】北海道や東北に多いベーチェット病!遺伝するの?症状と予後のまとめ

「歯周病」に関するキーワード

キーワードから記事を探す

人気の記事

ドクトルで人気の記事を集めました

人気のキーワード

今ドクトルで話題の病気の原因・検査方法・治療方法・予防方法を集めました。