1. ヘルスケア情報 >
  2. メンタル・心の悩み >
  3. うつ >
  4. うつ病(大うつ病性障害) >
  5. うつ病の診断って何するの?

うつ病の診断って何するの?

誰もがなってしまう可能性のあるうつ病ですが、実際にはどのような診察をして「うつ病」と診断されるのでしょうか。ここでは、うつ病の診断基準となる要素を紹介します。当てはまっていると言っても直ぐには「うつ病」とは言えないのがうつ病の難しさです。当てはまる要素が多い場合には心療内科や精神科へ行き、実際に診察を受けることをおすすめします。

参考となる診断基準

うつ病の診断はの現在2つの国際基準により定められています。

1.『DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の分類と診断の手引』(アメリカの精神医学学会)
2.『ICD-10 国際疾病分類』WHO(世界保健機構)

この2つは症状によってうつ病を種類が分けられています。
最寄りの精神科や心療内科へ行った時には、これらの診断基準を基にうつ病かどうか診断されます。

家族や本人の事についての問診

うつ病(大うつ病性障害) 家族や本人の事についての問診

うつ病の場合には、まず初めに症状に関する質問を先にされます。
例えば、(症状が)いつ・どのように・きっかけはどうだったかなどです。

生活に支障が出ているかどうかも重要な判断基準になります。
その他にも既往歴や家族構成、元々の自分の性格などを明らかにし、その患者さんが抱えている問題を浮き出しにします。

また、家族の視点も重要になってきます。
お年寄りや子どもなどは自分の症状を伝えられないことも多いからです。

まずは問診で9項目

うつ病(大うつ病性障害) まずは問診で9項目

まずは問診で下記のような9項目を尋ねられます。
そのうち5項目以上当てはまり、かつその状態が最低でも2週間以上続いている場合、またはふつうの生活が送れない場合はさらに問診を進め、うつ病の種類や治療方針を決めていきます。

① 一日中うつで何もできない
② 何をしても興味が湧かず面白くない

上記の内どちらかに当てはまる人はさらに下記の項目に進みます。

③ 食欲が過剰にあるか、食欲不振である
④ 不眠か眠気があり起きていられない
⑤短気になった、またはイライラして何も手につかない
⑥ 疲労感が激しく思った仕事ができない
⑦ 自己嫌悪に陥ったり、自分を責めたりする
⑧ 考えがまとまらず、集中力もないので仕事が続かない
⑨ 死にたいと思いようになる、または死んだ方がいいと考え始める

問診後

うつ病(大うつ病性障害) 問診後

問診後はうつ病の種類が診断され、それぞれの患者さんに合った治療計画が医師から伝えられます。
あまりに重篤な症状の人には入院して治す治療もありますが、ほとんどの人は投薬治療とカウンセリングなどを行います。

最近では新しいうつ病の薬やカウンセリング、または治療方法などが試みられています。
医者任せではなく自分でも分からないことや提案があれば伝えていきましょう。

うつ病のため中々病院へ来ること自体が大変な人もいます。
この場合は最初に処方箋を飲み、気分が改善してから本格的に通院するような人も多いです。

とにかく恐れずに病院へ行きましょう!

この診察項目に当てはまっている人や、自分が最近すこしずつ仕事に支障をきたすような気分が優れない人は何も心配しないでまずは病院へ行ってみましょう。
ただのストレスや疲労の場合も多いです。

うつ病と診断されても治療をしっかりと行えばまた日常生活が送れるようになります。

心配し過ぎずに、まずは専門家のアドバイスを聞きに行くことが大切です。

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
うつ病(大うつ病性障害) 双極性障害(躁うつ病) ストレス

記事に関するお問い合わせ

「うつ病(大うつ病性障害)」に関する記事

うつ病(大うつ病性障害)についてさらに詳しく知りたいならこちらをチェック

人に会いたくない…あなた抑うつかも!?症状や治療についてのまとめ
人に会いたくない…あなた抑うつかも!?症状や治療についてのまとめ
うつ病は身近な病気!薬について知ろう!
うつ病は身近な病気!薬について知ろう!

「うつ」に関する記事

うつの記事は他にも多数!

うつ病の「診断書」とその内容について
うつ病の「診断書」とその内容について

人気の記事

ドクトルで人気の記事を集めました

人気のキーワード

今ドクトルで話題の病気の原因・検査方法・治療方法・予防方法を集めました。