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性格なんかじゃない!月経前不快気分障害(PMDD)かも?今すぐ症状チェック

まだまだ知られていない月経前不快気分障害(PMDD)… 時には「私って性格悪いんじゃないのかな?」「情緒不安定なのはうつ病かも?」と悩んでいる人もいます。 ここでは、PMDDかどうかチェックすることができます。 もしかしたら、ご家族や友人、知人にこの症状が当てはまる人もいるかもしれません。ぜひ、伝えてチェックしてみましょう。

月経前不快気分障害(PMDD)の原因はなに?

気分障害 月経前不快気分障害(PMDD)の原因はなに?
出典:ko-nenkilab.jp

原因は特定されていませんが、月経前症候群(PMS)同様、女性ホルモンが影響していると言われています。
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロンの2種類がありますが、PMDDの場合はエストロゲンが急速&大量に減少することで発症すると推測されています。

このエストロゲンには、卵胞の成熟や子宮内膜をふかふかにして受精卵の着床を促す作用などがありますが、他にも自律神経や脳・感情の働きを調整する作用もあるのです。

これが急激に減少することによって、自律神経のバランスや脳、感情の働きが不安定なることによってPMDDの症状が現われるのです。

月経前不快気分障害(PMDD)の症状は?チェックしてみよう

気分障害 月経前不快気分障害(PMDD)の症状は?チェックしてみよう

PMDDはPMS(月経前症候群)と同様、女性ホルモンバランスの異常によって起こると言われています。
現われる症状もほとんど同じなのですが、PMDDはPMSよりもその症状が強くあらわれるのが特徴です。
さらに症状の中でも特に心理的に不安定になる症状が強くあらわれ、日常生活が送れなくなるほどの状態になってしまいます。

PMDDによる症状の特徴として、精神バランスを大きく崩すということが上げられます。
過去1年間の月経において、月経開始前10日あたり~月経開始2日くらいの間(月経後7日間は存在しない)に次のような症状が現われてはいませんか?チェックしてみましょう。

①強い抑うつ気分、絶望的な気分、自己を責める気持ちが大きい
②強い不安や緊張、イライラする気持ちが大きい
③急に悲しくなったり、涙が出たり、人から拒絶されたりするのではないかと敏感になる
④怒りの感情が続き、容易に怒ってしまう、また人間関係が上手くいかない
⑤仕事や学校、友人など生活への興味が著しく低下
⑥集中力の低下
⑦疲れが取れない、疲れやすい、気力がない
⑧過食または特定の食べ物を無性に欲しくなる
⑨眠れない、または、寝すぎてしまう
⑩物事に圧倒されるという感じがしたり、自分が制御できないのではないかという感覚になったりする
⑪乳房の圧痛・腫脹、頭痛、関節痛・筋肉痛、体重増加、身体が膨らんでいるという感覚などの身体症状の変化を感じる

①~⑪をチェックし、①~④いずれかの症状が少なくても1つ存在する場合は、PMDDの可能性が高いと推測されます。

月経前不快気分障害(PMDD)の治療法について

PMDDの治療には、「非薬物療法」と「薬物療法」があります。

非薬物療法

気分障害 非薬物療法

非薬物療法とは、薬を使わない治療のこと。

PMSやPMDDという病気があるということを知らない人がまだまだ多いようです。
そのために、「自分の今までの症状はPMDDという病気だったんだ」ということを認識するだけでも症状が和らぐということが少なくありません。

医療者に話を聴いてもらったり、ストレスコントロールの方法を一緒に見つけたりすることも大切な治療のひとつなのです。

気分障害 非薬物療法
出典:mikakukyokai.net

食事で摂取してほしい栄養素は、ビタミン類。
脳神経機能を活性化する作用があります。
中でもビタミンB6はセロトニンを合成するときに必要な成分であり、PMSやPMDDを改善することに役立ちます。

薬物療法

気分障害 薬物療法
出典:neeeed.com

対症療法

対症療法とは、出現した症状に対して治療するという方法です。

症状が軽い場合には、情緒不安定なのであれば精神安定剤を使用し、浮腫があるのであれば利尿剤、頭痛など痛みがあるときには鎮痛剤を使用していきます。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を使用する

即効性があり、少量で効果がある薬。

一般的には抗うつ薬として使用されている薬で、シナプスにおけるセロトニンの再吸収を抑えることでセロトニン濃度を上昇させ、うつの症状を改善しているのです。
症状によって連続的に投与される場合と、黄体期の2週間だけ投与される場合があります。

経口避妊薬

経口避妊薬の中でも、LEP製剤(ヤーズ配合錠)にはPMDDにより起こる自覚症状や他覚症状に効果的とされています。

LEP製剤には、エストロゲンとプロゲステロン両方の女性ホルモンが配合されているので、PMDDにおける女性ホルモンのバランス異常を整えてくれます。

最終更新日: 2016-10-24

タグ:
うつ病(大うつ病性障害) 月経前症候群 ストレス

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