1. ヘルスケア情報 >
  2. 病気・症状 >
  3. 歯や口の病気・症状 >
  4. 歯ぎしり >
  5. 歯ぎしりの治療方法を知って口内環境を健康に!

歯ぎしりの治療方法を知って口内環境を健康に!

寝ている間に無意識に歯ぎしりをしていて、朝起きたらあごや歯が痛い、口の周りが疲れている…ということありませんか?そういえばそんなことよくある、と心当たりのあるあなたは歯ぎしりによって、口内環境まで悪化しているかもしれません。歯ぎしりの怖い影響と、その治療法を知って症状を改善しましょう。

口内環境を悪化させる「歯ぎしり」

日中は意識しないと歯を強く嚙合わせるということはありません。
私たちが起きている間に意識して歯を嚙み合わせるのは、食事などの時間だけだと言われています。

ところが、ストレスなどが原因で歯を食いしばることが癖になってしまっていると、寝ている間に無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりすることが多くなります。
その歯ぎしりは、実は私たちの口内環境を悪化させる恐ろしい習慣だったのです。

歯ぎしり 口内環境を悪化させる「歯ぎしり」

歯ぎしりの原因とは?

歯ぎしりの大きな原因は、ストレスです。

転職、入学、転勤、などの環境の変化や、仕事が忙しい、交友関係がうまくいかない、悩みが多い、などの心理的ストレスが原因となり、寝ている間に歯ぎしりをしてしまうことが多くなります。

ストレスはあるけれど、歯ぎしりをしているつもりはないという方でも、人間は自然なストレス発散行為として歯ぎしりは誰でも行っているものです。
自覚症状はなくとも口内環境の変化を感じたときには、原因の一つに歯ぎしりがあるかもしれません。

歯ぎしりによる症状とは?

歯ぎしりによって体にあらわれる症状は様々あります。

主なものとしては、噛むと歯が痛む、歯がしみる(知覚過敏)、歯が痛い、セラミックが割れる、あごが痛む、歯が割れる、歯茎がやせる、歯周病、肩こり、偏頭痛、顔が大きくなる、などです。

このように虫歯だけではなく、歯ぎしりによっても口内環境は悪化し、さらには肩こりや偏頭痛などの体の症状まで引き起こします。

朝起きると、歯やあごが痛い、口の周りが疲れているなどの症状がある方は歯ぎしりをしている可能性がありますので、一度医療機関にかかってみることをおすすめします。

歯ぎしりの治療法はどんなものがあるの?

歯ぎしりは、そのメカニズムが十分に解明されていないため、歯ぎしりを完全になくす、治療するということは難しいといわれています。

ですので、現在行われている歯ぎしりの治療で一般的なものは、マウスピースを使った「スプリント療法」と呼ばれるものです。

歯ぎしり 歯ぎしりの治療法はどんなものがあるの?
出典:hanoblog.com

マウスピースによる治療では、噛み合わせの調整を行い、歯ぎしりを抑制して歯やあごへの負担を減らす、というものです。

市販のものもありますが、しっかりと自分のかみあわせにあったマウスピースをしないと歯ぎしりは改善しないどころか、噛み合わせがさらに悪くなり取り返しのつかないことになる場合もありますので、歯科や口腔外科などの医療機関でマウスピースをつくることをおすすめします。

医療機関では、何らかの症状があり、医師がそれを改善するためや治療のためにマウスピースが必要であると診断した場合には、保険適用でマウスピースを作ることができます。
保険適用では約5千円(診察料や検査代は除く)ほどで作ることが可能です。

また、保険適用外になってしまう場合は、医療機関によって値段はさまざまですが、約1~3万円でマウスピースを作ることができます。

マウスピース治療の効果

マウスピースを用いた治療には、歯ぎしりの抑制以外にも様々な効果が期待できます。

主なものでは、知覚過敏に効果的である、噛んだ時の痛みを軽減できる、顎関節症の治療にも有効である、歯ぎしりによる歯の削れに有効である、セラミックの破損を防いでくれる、歯の割れを防いでくれる、歯周病を防いでくれる、など様々な効果が期待できます。

歯ぎしりによって歯にはとてつもなく大きな力がかかります。
なんと60~80キロもの負荷がかかっています。
歯ぎしりを続けることにより、毎日歯にその負荷がかかり続けると、歯が削れたり、割れたり、また歯の根っこが弱くなり歯が揺れ、その隙間から菌が侵入して歯周病になるなど、深刻な口内環境の悪化を招きます。

そのような状態になる前に、マウスピースを使った治療で、歯ぎしりを抑制しましょう。

マウスピース以外の治療法は?

マウスピースを用いた治療法以外には、矯正や薬物療法などがあります。

歯並びが悪いと噛み合わせが変化しやすく、歯ぎしりの原因になりやすいのです。
しかも、歯並びが悪く嚙合わせに偏りがあると、噛み合わさっている歯への負担は通常の何倍にもなってしまいます。
歯並びの悪さによる歯ぎしりの治療には、まずは矯正を行い歯並びを整えることが大切です。

また、筋肉の緊張をやわらげる薬を使った薬物療法なども行われることがありますが、依存性や副作用の面から、あまり一般的にはなっていません。

何より大切なのは、意識してリラックスすること

様々な治療を行っても、そもそも根本的に歯ぎしりを抑制することにはなりません。

歯ぎしりをしないようにするには、日頃からストレスをためないようにし、筋肉の緊張をほぐしておくことが大切です。

ゆっくりとお風呂に入ってリラックスしたり、ハーブティなどで気分をリフレッシュしたり、自然の中へでかけたりと、自分の好きなことや心から楽しいと思えることをリストアップして、日頃から意識して生活に取り入れるようにしてみましょう。

音楽を聴く、おいしいものを食べるなど簡単にできることで十分です。
大切なのは1日1回はしっかりとリフレッシュする時間を作ってあげること。
そうして日々のストレスをこまめに発散することが、歯ぎしりの抑制につながります。

マウスピースなどの治療法と合わせて、自分でとりくめるリフレッシュ法を取り入れて、心と口内の健康を維持できるようにしていきましょう。

歯ぎしり 何より大切なのは、意識してリラックスすること
出典:thechange.jp

最終更新日: 2016-07-24

タグ:
歯ぎしり う歯(虫歯) ストレス 顎関節症 歯周病

記事に関するお問い合わせ

「歯や口の病気・症状」に関する記事

歯や口の病気・症状の記事は他にも多数!

ドライマウスの治療方法とは?唾液腺マッサージやガムも効果的!
ドライマウスの治療方法とは?唾液腺マッサージやガムも効果的!
歯がしみる…つらい知覚過敏の原因とは?毎日の歯磨きが原因になっているかも
歯がしみる…つらい知覚過敏の原因とは?毎日の歯磨きが原因になっているかも
喉が痛い時おすすめの薬は?【ロキソニン】【サワシリン】について解説
喉が痛い時おすすめの薬は?【ロキソニン】【サワシリン】について解説
ヘルパンギーナも引き起こす夏風邪ウイルスの正体とは?
ヘルパンギーナも引き起こす夏風邪ウイルスの正体とは?
【画像付き】北海道や東北に多いベーチェット病!遺伝するの?症状と予後のまとめ
【画像付き】北海道や東北に多いベーチェット病!遺伝するの?症状と予後のまとめ

「歯ぎしり」に関するキーワード

キーワードから記事を探す

人気の記事

ドクトルで人気の記事を集めました

人気のキーワード

今ドクトルで話題の病気の原因・検査方法・治療方法・予防方法を集めました。